断熱塗料なら屋根塗装・外壁塗装で冬は暖かく、夏は涼しく!
補助金や助成金の対象も?

INDEX目次

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住宅リフォームライター

永沢リョウ

宅地建物取引士

後悔しない外装リフォームの方法を多くの方に知ってもらうため、ライターとして活動中。 外壁塗装や屋根工事を中心に、これまで集めた現場の声や施工主の声をもとに執筆を行う。

本格的な冬に入り、暖房器具や温かい飲み物などで様々な寒さ対策をされていることと思います。

実は屋根塗装や外壁塗装でもお住まいを暖かくすることができるのをご存知でしょうか。

使用する塗料を断熱塗料にすれば冬だけでなく、夏は暑さ対策となり、涼しく快適にお過ごしいただけます。

さらに自治体によっては補助金や助成金の対象になり、お得にリフォームができる可能性も。

今回は、そんな断熱塗料について詳しく紹介します。

これから屋根塗装や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

01 断熱塗料とは? 6つのメリットを紹介します

青空と戸建てが並ぶ街並み

断熱とは「熱を遮断する」と書くように、熱が伝わりにくい材料で覆うことで熱の移動を防ぐことを言い、断熱塗料はその機能を持った塗料です。

屋根塗装や外壁塗装で使用することで、どんなメリットがあるのかをまとめました。

 

冬は暖かく、夏は涼しい室内に

断熱塗料は熱の移動を遮断する機能を持っているため、夏の暑い温度を室内に伝えにくくします。

また、冬場は保温効果に期待できるため、室内で快適にお過ごしいただくことができます。

季節によって衣替えをしたり、冷暖房器具を出し入れしたりすると思いますが、屋根塗装や外壁塗装なら1度施工することで、何もせずに暑さ・寒さ対策を行ってくれます。

 

遮熱効果がある

屋根や外壁は毎日太陽光を浴び、部材の温度を上昇させ、室内にはその温度が伝わっています。

断熱塗料は遮熱効果も持っており、太陽光からの日射エネルギーを効率的に反射します。これにより、夏場の室内の温度上昇も抑えてくれます。

 

節電効果がある

断熱塗料をすることで室内の温度を快適に保ってくれるため、冷暖房の使い過ぎを抑えることができます。

そのため、エアコン代や暖房家電などの使用頻度が今までよりも減り、光熱費の削減に期待できます。

 

補助金や助成金が活用できる場合がある

断熱塗料を使うことでエアコンなどの使用頻度が減り、ひいては省エネに繋がります。

このことから、自治体によっては断熱塗料による塗装を補助金・助成金制度の対象としている場合があります。

条件を満たせば工事に関する費用の一部が交付され、お得に屋根塗装や外壁塗装ができます。

 

防音効果がある

断熱塗料はセラミックという原料で作られており、音を反射する性質を持っています。

外の音が室内に響きにくくなるため、車通りの多い道路沿いや、線路の近くにお住まいの方、静かに過ごしたいという方には特におすすめです。

 

結露防止効果がある

断熱塗料は屋根や外壁壁面との室温差を抑える効果があるため、結露の防止にも期待できます。

結露は放置し続けるとカビやダニが繁殖する原因となります。

そのため、お住まいの劣化を早めるだけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。

断熱塗料なら普段見ることのないような場所の結露防止対策ができますので、建物やご家族の健康維持に役立ってくれます。

 

 

02 断熱塗料を採用する前に、3つのデメリットも知っておきましょう

塗料缶と刷毛

断熱塗料は紹介した項目以外にも、たくさんの魅力のある画期的な塗料です。

しかしながら、どんな塗料にもデメリットはあります。

屋根塗装や外壁塗装で採用する前に、デメリットも知ったうえで改めてご検討ください。

 

一般塗料より費用が高い

断熱塗料は特殊なセラミックを原料としていることから、一般的な塗料よりも価格が高めです。

ただし、期待耐用年数は約1220年と長いので1度塗装をすれば、しばらくメンテナンスの必要がありません。

そのため、寿命が短く安価な塗料を何度も塗装するよりも、長く見ればメンテナンスコストを抑えられる場合もあります。

 

艶消ししか選べない

塗料には艶有り、7分艶、5分艶、3分艶、艶消しと、塗料製品によっては、艶を選ぶことができます。

艶有りはピカピカの仕上がりになり、艶消しはマットな仕上がりになります。

断熱塗料は基本的に艶消ししか選べないので、ピカピカにしたい、塗装をした感じを出したいという場合はイメージ通りにはならないでしょう。

ただ、艶有り塗料の艶は約23年で無くなるので、それほどこだわりが無ければデメリットとは言えないかもしれません。

 

効果を実感できない可能性がある

断熱材を使用されているお住まいの場合は断熱塗料を塗っても、それほど効果を実感できない可能性があります。

近年の住宅に使われている断熱材と比較すれば、断熱塗料の性能は劣るからです。

塗料を選択する際には事前にお住まいの状態を把握し、効果が得られるかどうかを業者に判断してもらいましょう。

 

 

03 まとめ

夏と冬の寒暖差の激しい日本では、様々な対策を講じる必要があります。

屋根塗装や外壁塗装で断熱塗料を使用すれば、暑さ対策や寒さ対策に役立ちます。

断熱塗料の価格は高めですが、エアコン代の節約にもなり、塗装の寿命は長く、自治体によっては補助金・助成金の対象にもなるので、結果的にはお得な工事になる可能性があります。

塗料選びの際には、断熱塗料を候補の1つに入れることをおすすめします。

 

なお、塗料には他にも多数の種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

当社、三和ペイントでは無料でお住まいの状態を調査し、それをもとにお見積書を作成します。

お客様のご希望内容に沿ったベストな塗料、施工方法を提案しますので、塗装工事をご検討の際はぜひご相談ください。

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