住宅省エネ2025キャンペーンとは?
補助金を活用してお得にリフォームを!
INDEX目次
住宅リフォームライター
永沢リョウ
宅地建物取引士
後悔しない外装リフォームの方法を多くの方に知ってもらうため、ライターとして活動中。 外壁塗装や屋根工事を中心に、これまで集めた現場の声や施工主の声をもとに執筆を行う。
高断熱窓に最大200万円という大規模な補助金制度で反響を呼んだ「住宅省エネ2024キャンペーン」の後継事業が存在するのはご存知でしょうか。
2023年からスタートした本制度は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、住宅の省エネ化を推進する目的で実施されました。
ZEH水準を大きく上回る住宅の新築や、子育て世帯などを対象とする長期優良住宅への支援、住宅の省エネリフォームを支援する目的で「住宅省エネ2025キャンペーン」として、2025年も引き続き行われることになりました。
「リフォームを考えていたけど、2024年は補助金の申請に間に合わなかった」、「コストを抑えてリフォームをしたい」という方は、住宅省エネ2025キャンペーンの活用をおすすめします。
本記事では今年実施されることが正式発表された『住宅省エネ2025キャンペーン』についての対象工事や補助金額について詳しく解説します。
リフォームをお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
01 住宅省エネ2025キャンペーンとは?
2024年11月29日に令和6年度補正予算案が閣議決定されました。
環境省・国土交通省・経済産業省が連携して4つの制度が提示されています。
先進的窓リノベ2025事業
先進的窓リノベ2024事業の後継事業で、環境省が担当しています。
●補助対象→高性能の断熱窓
●補助額→リフォーム工事内容に応じて上限200万円/戸
給湯省エネ2025事業
給湯省エネ2024事業の後継事業で、経済産業省が担当しています。
●補助対象→高効率給湯器
●補助額→給湯器の種類によって6〜20万円/台
賃貸集合給湯省エネ2025事業
賃貸集合給湯省エネ2024事業の後継事業で、経済産業省が担当しています。
●補助対象→従来型給湯器からエコジョーズ、エコフィールに取替設置
●補助額→追い焚き機能なし5万円/台、追い焚き機能あり7万円/台
子育てグリーン住宅支援事業
子育てエコホーム支援事業の後継事業で、国土交通省が担当しています。
既存住宅のリフォームと、新築住宅も対象となります。
●リフォーム補助対象
【必須工事】
①窓、ドア断熱(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
②外壁、屋根、天井、床断熱
③エコ住宅設備の設置
【任意工事】
子育て対応改修、バリアフリー改修、高機能付エアコン設置など
●リフォーム補助額→Sタイプ(必須工事3つ全て実施)上限60万円/戸
Aタイプ(必須工事3つのうちいずれか2つを実施)上限40万円/戸
●新築補助対象
【すべての世帯】GX志向型住宅
【子育て世帯】長期優良住宅、ZEH水準住宅
●新築補助額→40〜160万円/戸
02 住宅省エネ2025キャンペーンを利用する際の注意点とは?
補助金制度を活用してお得にリフォームを行うためにはいくつか注意点があります。
工事を依頼する前に、以下の項目をしっかり確認しておきましょう。
●補助金の申請を行う施工業者が事業者登録済みかどうかを確認する
●同じ工事を複数の制度に重複して申請する事はできない
●工事完了後に申請するため、申請終了時期に間に合うように余裕を持ってスケージュールを立てる
●2024年に同じリフォーム工事で申請した場合は、新たに申請する事ができない
他にも細かな条件が設けられていますが、まずは上記4つの点について問題ないかご確認ください。
本制度は3省庁が連携して、ワンストップ申請を利用することもできます。
詳しい条件や申請方法については、環境省・国土交通省・経済産業省の各ホームページをご確認ください。
03 補助金制度を活用した施工実績が豊富な業者へ相談しましょう
補助金を申請するのは、リフォーム工事や新築工事を行う事業者や、新築分譲住宅の販売業者です。補助金を活用してリフォームや住宅を購入したい方は、補助金の申請を行う事業者や販売業者が事業者登録済みかどうかを確認する必要があります。
補助金を活用しようと思っていたのにできなかった…なんてことにならないように注意しましょう。
補助金の申請は複雑な事が多いものです。必要書類や不明点などを気軽に相談でき、更にこれまでの施工実績が豊富な業者であればスムーズに工事や申請を進めることができます。
当社、三和ペイントは全国各地に拠点があります。
一部地域で補助金・助成金を利用した工事の実績もございますので、安心してご相談ください。
どんな些細なことでも、経験豊富なスタッフが誠心誠意対応させていただきます。