屋根塗装と外壁塗装は同時に施工するのがお得?
メリット・デメリットを解説
INDEX目次
住宅リフォームライター
永沢リョウ
宅地建物取引士
後悔しない外装リフォームの方法を多くの方に知ってもらうため、ライターとして活動中。 外壁塗装や屋根工事を中心に、これまで集めた現場の声や施工主の声をもとに執筆を行う。
屋根塗装と外壁塗装には、美観を保つ以外にも家全体の耐久性を高める役割があります。
その為、どちらも定期的にメンテナンスを行う必要があります。
メンテナンスを行う際に、屋根塗装と外壁塗装を別々に行うより、同時にご依頼されるお施主様がほとんどです。
一緒に行うことによって「節約できる費用がある」「色選びの選択の幅が広がる」など、良いことが多いからです。
今回は屋根塗装と外壁塗装を同時に施工した際の、メリットやデメリットを紹介します。
これからお家のメンテナンスをお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
01 屋根塗装と外壁塗装を同時に施工するメリット
屋根塗装と外壁塗装は、同時に施工することによって得られるメリットがいくつかあります。同時施工を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
塗装にかかる手間を減らせる
塗装工事をするにあたって、いくつかやるべきことがあります。
- 施工業者を探す
- 施工業者に連絡をする
- 屋根や外壁の状態を確認してもらい、見積もりをお願いする
- 塗料や色を決める
- 塗装工事のスケジュールを組む
- 塗装工事を見守る
- 工事完了後に仕上がりを確認する
もし屋根塗装と外壁塗装を別々に施工するとなると、上記のようなやるべきことを2回ずつ行う必要があります。
同時に施工することにより1回で済むので、手間を減らすことができます。
足場費用を削減できる
屋根塗装と外壁塗装を別々に施工する際は、それぞれ足場を設置する必要があります。
同時に施工することにより足場の設置が1回で済むため、足場費用を1回分削減することができます。
2階建て戸建住宅の足場費用は約15〜20万円が相場なので、大きな費用削減になります。
塗料の色選びの幅が広がる
屋根塗装と外壁塗装を別々に施工する場合、既存の屋根や外壁の色に合わせて塗装する色を選ぶことになります。
一方で同時に施工する場合は、どちらも新たに塗装するため色選びの幅が広がります。
既存の色と大きく変えて、家の雰囲気をガラッと変えることも可能です。
02 屋根塗装と外壁塗装を同時に施工するデメリット
手間や足場費用を削減できるなどのメリットもありますが、その反面デメリットもあります。
1回の工事に支払う金額は高くなる
屋根塗装と外壁塗装を同時に施工することで足場費用が削減でき、トータルの費用としては抑えられます。
一方で、両方の施工費用が同時にかかるので、1回に支払う金額は大きくなります。
まとまった予算が必要となるので、大きな出費を控えたい方にはデメリットかもしれません。
塗装工事の日数が長くなる
屋根塗装と外壁塗装を同時に施工する場合、どちらかを施工する場合と比べて、塗装工事の日数が長くなります。そのため、近隣への騒音の配慮など気を遣う場面が増える可能性があります。
屋根と外壁の劣化状況が異なる可能性が高い
屋根や外壁の種類にもよりますが、一般的に紫外線や雨水によるダメージを受けやすい屋根の方が劣化しやすいと言われています。
同時に施工したとしても、次回の塗装メンテナンスのタイミングでは劣化の進行具合が違うかもしれません。
屋根に使用する塗料のグレードを高くするなど、できるだけ次回のメンテナンス時期も合わせられるように業者と相談してみましょう。
03 まとめ
屋根塗装と外壁塗装を同時に施工すると、業者を探すなどの手間を減らすことができ、足場費用が削減できるなどのメリットがあります。
1回に支払う金額が多くなるなどデメリットもありますが、トータル費用を抑えることができるので、同時に施工する方がお得と言えます。
当社、三和ペイントでは屋根塗装と外壁塗装の同時施工の実績も多数ございます。
現地診断見積もりでは屋根や外壁の劣化状況など細かく確認して、お客様に納得していただけるご提案ができるよう努めています。
無料点検・無料見積もりは、全国の拠点からお客様の元へ迅速にお伺いしますので、お気軽にお問い合わせください。