外壁の塗り直しが必要なサイン9選!
ひび割れ・色褪せに要注意

INDEX目次

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住宅の外壁が劣化していると、見た目が悪いだけでなく家の寿命にも影響がでてきます。

しかし、どのタイミングで外壁塗装を検討するべきか悩む方も多いでしょう。

そこでこの記事では、ひび割れや剥がれ、色褪せなど外壁が劣化しているサイン、外壁塗装を検討する目安、専門業者へ相談のタイミングやメリットについて、ご紹介いたします。

住宅の外壁が劣化していると、見た目が悪いだけでなく家の寿命にも影響がでてきます。

しかし、どのタイミングで外壁塗装を検討するべきか悩む方も多いでしょう。

そこでこの記事では、ひび割れや剥がれ、色褪せなど外壁が劣化しているサイン、外壁塗装を検討する目安、専門業者へ相談のタイミングやメリットについて、ご紹介いたします。

 

 

01 外装塗装のチェックの重要性と外壁が痛む原因

大雪の中の住宅、厳しい冬の天候

では、そもそも外壁の痛みはどうやって発生するのでしょうか。

外壁塗装が劣化してしまう代表的な原因として、経年劣化、紫外線、雨や風が挙げられます。

 経年劣化

年数を重ねるとともに、塗装に含まれている成分は徐々に分解されていきます。

それにより外壁の塗膜密着性が悪くなり、強度も衰えていくことで、外壁の劣化が生じます。

 紫外線

太陽光に含まれている紫外線は、外壁の樹脂成分を分解してしまいます。

そのため、日当たりがよい場所は、ほかの外壁よりも劣化の進行を加速させてしまう特徴があります。

雨や風

長年にわたり雨や風にさらされている外壁は、雨水による浸食や強風による細かい傷を負いやすくなります。

さらに、塗膜にできた小さな傷から水が浸入して水分を含むことで、劣化の進みが早くなってしまいます。

 

外壁塗装を放置した場合

外壁塗装の異変に気付いていても、後回しにしている方もいるのではないでしょうか。

しかし、長年放置していると「塗膜の剥がれ」「家屋の雨漏り」「シロアリ被害」など、更なる被害が発生する場合があります。

 

外壁の塗膜が剥がれ落ちる

外壁塗装の劣化により、塗膜が剥がれ落ちることがあります。その原因は、下塗り材の付着力が低下しているためです。

家の寿命を縮めるだけでなく、倒壊するリスクも高まります。

 

外壁やサッシ周りから室内に雨水が侵入してくる

外壁の劣化によって塗膜が雨水を含むと「ひび割れ」「反り」などのトラブルをひき起こす要因に。そうした状態を放置すると、外壁材の隙間やサッシの隙間から雨水がさらに浸入し、雨漏りが発生することも考えられます。

 

シロアリの発生率が高まる

木造建築の外壁塗装を長年放置していると、シロアリの発生率も高まります。雨水を含んだ外壁は、家屋だけでなく柱や土台部分にも湿気を発生させるからです。そのため、シロアリが発生しやすい環境を自ら作り上げてしまっているかもしれません。

 

外壁塗装の確認方法と塗り直しを検討するタイミング

外壁塗装が劣化していたときは、塗り直しを検討することをおすすめします。とはいえ、なかなか気軽にできない外壁の塗り直し。

どういった状態が塗り直しの目安なのか、自身で確認する方法は6つあります。

ただし、外壁の内部が劣化している場合もあるため、専門業者に相談することも大切です。

 

外壁を目視でチェックする 

外壁の塗装を目視でチェックする場合は、晴れた日に行うことがおすすめです。

外壁全体を確認するだけでなく、ベランダや窓の周辺もチェックしておきましょう。

晴れの日は、細かいひび割れや色褪せなどを、発見しやすくなります。

 

外壁を触ってみてチェックする

気になった箇所を、実際に触って確認する方法も効果的です。

外壁を触り、手に粉や砂のようなものがついていたら「外壁塗膜の劣化」が進行していると考えてよいでしょう。

外壁にひび割れを発見したときは、ひび割れの幅や深さも確認してください。

深いひび割れは、雨漏りの侵入経路となるため注意が必要です。

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業者に依頼して外壁診断をして貰う

専門業者による外壁診断がおすすめです。目視や触診で分からない「外装内部の劣化」も確認して貰えます。外壁診断で、現在の状態を知っておくことも大切だといえるでしょう。

 

一般的な外壁塗装目安

外壁塗装を検討する目安は、一般的に新築から10年と言われています。10年を過ぎたころから外壁塗装の劣化が進行し、外観や防水性の劣化が始まります。新築から10年が過ぎている方は、外壁塗装の確認をしてみてはいかがでしょうか。

 

 外壁塗装の時期は異なる

外壁塗装の塗り直し目安は、一般的には10年です。しかし、建物の構造や立地条件により異なることもあります。家の構造は、建築材質で劣化の進行速度が違うため必ず「10年で塗り直しをしなければならない」ということはありません。

 

外壁の定期的なチェックでタイミングを判断

外壁塗装の状態を把握しておくことはとても重要です。

個人でできる定期的なチェックのほか ハウスメーカー、または専門業者による確認で、外壁塗装のタイミングを判断していきましょう。

 

 

02 外壁塗装が必要なサイン9

外壁をローラーで塗装する様子

外壁塗装の塗り直しが必要なサインは、主に9つあります。

塗り直しのサインに気がつき、早急な対応をとることで、外壁が崩れるなどの「最悪な事態」を回避することができるでしょう。

緊急性を要する症状もあるので、細かい部分も確認してください。

 

(1)外壁塗装が剥がれている

外壁塗装の塗膜が剥がれていた場合は、外壁の保護がされていないため、早急に塗り直しを検討しなければなりません。

剥がれている箇所が、雨水や紫外線にさらされてしまうと、腐食してしまうので注意が必要です。

 

(2)塗装にひび割れが生じている

ひび割れが生じている場合は、深さや範囲を確認しておきましょう。

広範囲でひび割れている場合は、早急な対応が必要です。

細かいひび割れの応急処置であれば 大きなひび割れは、建物の内部に水が浸入している可能性が高いため、全体の外壁塗装が必要になります。

 

(3)塗膜が剥がれゆがみが生じている

外壁塗装の塗膜が剥がれてゆがみが乗じている場合は、目視などのチェックで分かるレベルです。 

剥がれている塗膜に水分が含まれることで、ゆがみが生じてきます。

 

(4)チョーキング現象

チョークの粉のように劣化した顔料が、粉上になって表面に出てくる現象を 一番分かりやすい確認の仕方は、外壁を手で触ってみると、白い粉が手に付いてきます。劣化が進行してきたサインだと考えておきましょう。

 

(5)外壁材の反りかえり

 外壁材の反りかえりの原因は、外壁材の厚みや熱、水分、釘抜けなどです。

現在の外壁材は、2008年にJISの規格改定により14mmの厚みのものを使用しています。

2008年以前の は、12mmの薄い外壁材を使用していたため、、反りかえり現象がよくみられます。

(6)外壁にカビやコケが発生している

湿気が多い土地では、外壁にカビやコケが発生しているのがよく見られ 。しかしこの症状も劣化のサイン。

塗膜の防水性が低下している状態になっています。早めに外壁塗装の塗り直しを検討しましょう。

 

(7)塗装の色褪せ

色褪せの原因は、紫外線による塗料の劣化です。

日当たりのよい外壁は、常に紫外線を浴びているので次第に色が褪せてきます。

目視で分かるレベルになってきたら、外壁塗装の塗り直しを検討しましょう。

 

(8)塗膜に発生するピンホール

ピンホールとは、針で突いたような小さな穴です。

内側塗膜の乾燥不足や、塗装の希釈不良が原因で、ピンホールが発生します。

外壁の塗膜に直径13mm程度の穴が複数空いていたら注意が必要。

しっかり目視で確認しないと分かりにくいものですが、外壁が劣化してきたサインです。 

 

(9)外装材の腐食や内部結露

外素材の腐食や外壁内部の結露も、外壁塗装の塗り直しのサイン。

内部の問題であるため、個人での確認は難しいといえるでしょう。

外壁塗装業者の、定期点で確認して貰うことがおすすめです。

 

 

03 外壁塗装が必要だと感じたらまずは専門業者へ相談

外壁のチェックを、個人で行うことは可能です。しかし、すべて分かるわけではありません。

チェック時に不安を感じた方や、外壁塗装が必要だと感じた方は、専門業者へ相談することがおすすめです。

 

外壁塗装を業者に相談するタイミング

業者に相談するタイミングは、セルフチェックで異常が見つかった場合や、築年数も長く、壁にカビが発生しているなどの症状を発見したときです。

専門家に相談することで、不安を解消することもできます。

 

セルフチェックで異常が見つかったとき

外壁のひび割れやチョーキング現象、外壁のゆがみなどの異常が見つかった場合は、早急に業者へ相談することをおすすめします。

電話やメールだけの問い合わせだけでなく、場所の確認もして貰いましょう。

 

築年数が長いとき

築年数が長い場合も、相談するタイミングです。外壁の劣化は、目に見えない部分から進行していきます。

目視で確認して異常がない場合でも、内部の侵食が進んでいる可能性もあります。

10年以上経っている家屋は、プロに相談しておきましょう。

 

雨漏りで室内の壁にカビが発生したとき

室内の壁にカビが発生している症状は、雨漏りにより 可能性が考えられます。

「湿気が多い土地だから」と諦めていると、外壁の塗り直しだけでは済まなくなるかもしれません。

室内の壁にカビを発見したら、早急に相談するタイミングです。

 

外壁塗装業者の選び方

外壁塗装の業者に、相談や依頼をするときは、なるべく信頼できる業者を選びたいものです。

選び方としては、実績があることや分かりやすく説明してくれる業者を選ぶことがおすすめです。

外壁塗装の実績がある業者

実績のある外壁塗装業者は、数多くの物件を手がけています。そのため、信頼性も高く知識と経験をもとにアドバイスをしてくれるでしょう。

 

複数の業者に見積を依頼する

複数の業者に確認することで、価格やサービスを比較することができます。比較することで、外壁塗装の塗り直しのイメージや、予算がより明確になります。

 

分かりやすく状況を説明してくれる業者

外壁塗装の相談をしたときに、専門用語で説明されてしまうと、理解ができないことも。素人でもしっかり理解ができるような をしてくれる業者なら、信頼度も高いといえます。

 

外壁塗装の無料診断サービスを活用しよう

外壁塗装業者では、外壁調査などの「無料診断サービス」をしてくれるところも、多くあります。無料診断を有効に活用して、現在の外壁状況を確認しておくことも大切です。

 

資格のあるプロが外壁を調査してくれる

外壁無料診断には「戸建住宅劣化診断士」という資格を持っているプロが調査を行います。知識や経験が豊富なので、信頼性も高く、安心して任せることができるでしょう。

 

立ち合いのもとで状況を確認してくれる

住宅の持ち主の立ち合いのもとで、外壁の状況を確認してくれます。ひび割れや剥がれなどの不具合を一緒に確認できるのが、立ち合いするメリットのひとつ。その場で不安なことを聞けば、すぐに答えてくれます。

 

診断結果から要望にあった見積を提案してくれる

診断結果をもとに、外壁塗装の塗り直しの提案をする流れが一般的。そのほか要望にあった見積を提示してくれます。

 

 

04 まとめ

外壁は、紫外線や雨などの影響を受けて、新築から10年ほどで劣化が進行していきます。

普段から目視や触ってみる定期的なチェックも大切です。

違和感を覚えたら、無料診断をしている外壁塗装業者に相談してみましょう。

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