火災保険にはどんな種類がある?
自分に合った火災保険の選び方も解説

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火災保険を選ぶ際、多くの人は「安い保険料」だけに注目しがちです。
しかし、火災保険にはさまざまな種類があり、補償内容や保険の特長は商品によって大きく異なります。

例えば、地震保険をセットしたりしないと、地震による火災の補償が受けられない場合があります。このように、実際に火災が発生したときに大切な補償を受けられない事態に陥る可能性があります。

そこで本記事では、火災保険の基本的な種類と特徴、補償内容の違いについて解説します。併せて、自分の生活状況やリスクに合わせた火災保険の選び方についてアドバイスします。火災による想定外の損害を避けるために、ぜひ参考にしてください。

 

01 火災保険の種類

ミニチュアハウスを手にしながら書類を記入しているはじめに、火災保険の種類や概要を紹介します。

火災保険とは

火災保険とは、火災や落雷などの事故によって建物や家財が損害を受けた場合に、その損害を補償する保険です。火災保険には様々な種類がありますが、大まかに分けると「定額保険」と「評価保険」の2つが基本的な種類です。定額保険は、事前に設定した保険金額を限度に損害を補償します。評価保険は、実際の時価を基準に損害額を査定し、補償します。火災保険の選び方としては、まず自宅の再建築価格から必要な補償額を算出し、家財の損害リスクと合わせて検討することが大切です。

火災保険の基本的な種類

火災保険には、定額保険と評価保険の2つの基本的な種類があります。定額保険は、事前に設定した保険金額を限度に損害を補償します。評価保険は、実際の時価を基準に損害額を査定し、補償します。

定額保険の場合は、保険金額を過小に設定すると十分な補償が受けられません。評価保険の場合は、時価での損害補償を受けられるメリットがあります。火災保険を選ぶ際には、これらの違いを理解した上で、必要な補償額と家財の損害リスクを考慮することが大切です。

火災保険の選択肢

火災保険の選択肢としては、定額保険と評価保険の2つが基本です。定額保険は事前に設定した保険金額を限度に補償します。評価保険は実際の時価を基準に査定し補償します。定額保険では保険金額を過小に設定すると十分な補償が受けられません。

評価保険では時価での損害補償を受けられるメリットがあります。必要な補償額と家財の損害リスクを考慮し、自分に合った火災保険を選ぶことが大切です。

 

02 火災保険がカバーするリスクと補償内容

次に、火災保険がカバーできる状況を解説します。

火災保険がカバーできる状況

火災保険がカバーできる状況としては、建物や家財への火災、落雷、破裂・爆発事故による損害が主な対象となります。

具体的には、火災による建物の焼失・損傷のほか、消火作業での損壊や盗難も補償対象となる場合があります。また、地震等による火災二次被害についても、条件付きで補償される商品が多いのが特徴です。補償内容や限度額は保険商品によって異なるため、必要な補償を確認した上で選択することが大切です。

火災保険の補償内容

火災保険の補償内容としては、火災、落雷、破裂・爆発事故による建物や家財の損害を補償することが基本です。具体的には建物の焼失や損傷、消火作業に伴う損壊、火災に伴う盗難などが対象となります。

補償額については商品によって異なり、必要な補償内容を確認した上で選択することが大切です。例えば、地震による火災二次被害は条件付きで補償される場合が多いです。

 

03 火災保険の申込、解約、更新の流れ

次に、火災保険の手続きに関する流れを解説します。

申込の流れ

火災保険を申し込む際は、まず保険会社のウェブサイトや営業所で申込書を入手します。次に、保険の対象となる建物や家財の評価額を算出し、希望の補償内容を選択します。

申込書に必要事項を記入して保険会社に提出すると審査が行われ、承認されると保険証券が発行されます。初回保険料のお支払いをもって保険契約が成立します。 保険料の支払方法や更新のタイミングなど、契約内容をよく確認しましょう。

解約の流れ

解約の際は、保険会社に連絡し、解約届を提出する必要があります。解約日は月末日に設定されることが多く、その場合は月末まで保険料が発生します。 契約内容に応じて、解約返戻金が支払われる場合もあります。

ただし、契約後短期間で解約すると、返戻金はあまり期待できません。解約による不利益を理解したうえで、生活環境の変化などに応じて保険の見直しをすることが大切です。

更新の時期と流れ

火災保険の更新は、通常1年ごとに行われます。更新の1~2か月前に、保険会社から更新の案内が届きます。

更新を希望する場合は、添付の払込取扱票で保険料を支払うか、指定口座から自動引き落としを行います。更新を断る場合は、更新停止の申出が必要です。 

建物の改築や家財の購入などで保険金額を見直したい場合は、保険会社に連絡し、契約内容の変更手続きを行いましょう。

 

04 火災保険の選び方

次に、火災保険の選び方について紹介します。

自分に合った火災保険の選び方

火災保険には、建物火災保険と家財火災保険の2つの種類があります。建物火災保険は住宅の建物を、家財火災保険は家具家電などの家財をそれぞれ補償するものです。

自分に合った火災保険を選ぶには、まず保険金額を算出します。建物の場合は時価額、家財の場合は新価額が目安です。次に免責金額を設定します。これは損害額の一部を自己負担する制度です。免責金額を高く設定することで保険料が安くなります。

最後に特約を付帯するか検討します。特約を付けることで補償範囲が広がりますが、保険料も高くなります。保険料と補償範囲のバランスを考えて選ぶことが大切です。

火災保険の費用相場

火災保険の費用は、保険の種類や補償内容によって異なります。建物火災保険の保険料は、保険金額や免責金額の設定次第で変動します。一般的に保険金額が高いほど保険料は高くなります。

また、免責金額を高く設定することで保険料を抑えることができます。家財火災保険の保険料も同様の傾向があります。補償範囲を広げる特約を付帯した場合、保険料はさらに高くなる傾向にあります。火災保険の費用は、必要な補償と予算のバランスを考慮して設定することが大切です。

 

05 まとめ

火災保険と地震保険の案内書類火災保険には様々な種類がありますが、自分の生活状況や資産内容に合わせて選ぶことが大切です。

例えば、物件の種類(戸建てかマンションか)や所在地、補償額を考慮します。最近では地震保険とセットで加入する「火災総合保険」が主流です。複数の保険会社の商品を比較検討し、補償内容と保険料を勘案して判断しましょう。自分にとって最適な火災保険を選ぶことで、あなたの大切な家を守ることができます。