MUKIフッソ工法

image

外壁塗装のMUKIフッソ工法は、「無機」と「有機」の良いところを掛け合わせた超長期耐久性が特徴の工法です。

無機の良いところは強靭さです。太陽光(紫外線)や酸性雨などを長年浴び続けても簡単に劣化しない耐久性を持っています。
そして、有機の良いところは、加工がしやすく柔軟性がありコーティングした素材を強力に保護します。
双方の強みを掛け合わせることで、従来のフッ素樹脂系塗料を超える性能が期待できます。
耐久性以外にも、外壁に親水性の塗膜を形成することで付着した汚れを雨水で洗い流しやすくする超低汚染性や 建物の北側など湿度が高くなりやすい場所で発生する、コケや藻などを抑制する防カビ・防藻性などの特徴があります。
この工法は、主にモルタル、ALC、窯業系サイディング、パネルボードなどの建材にご提案させていただいております。

これからもご家族様で長く住んでいきたいと考えている方、次の世代へ受け継いでいきたいというお考えの方など、 長期的に住まいを守り安心して住んでいきたいという方におすすめの工法です。

高耐久のため、初期費用は他の種類に比べると高くなりますが、長期的な目で見るとコストパフォーマンスに優れています。

MUKIフッソ工法の
塗料ラインナップ

MUKIフッソ工法 にて使用している塗料の一覧です。
我々は高品質の塗料を使用し、お客様のお住まいにあった塗装を心掛けております。

  • グランコートベース水性防水弾性(下塗材)

    水性

    グランコートベース
    水性防水弾性(下塗材)

    付着性が高く浸透性に優れています。
    モルタルやALC用の下塗材です。

  • グランコートベース水性エポキシ(下塗材)

    水性

    グランコートベース
    水性エポキシ(下塗材)

    優れた旧塗膜適正があります。
    窯業系サイディング用の下塗材です。

  • グランコートベース水性クラフト(下塗材)

    水性

    グランコートベース
    水性クラフト(下塗材)

    微弾性、優れた隠ぺい性がある下塗材です。
    主にパネルボードに使用します。

  • グランコートトップ MUKIフッソ 保証年数:15年

    水性

    グランコートトップ
    MUKIフッソ保証年数:15年

    超長期耐久性に優れた、
    無機×有機のハイブリッド塗料です。

MUKIフッソ工法の
施工事例

三和ペイントにて手がけた MUKIフッソ工法 施工の事例です。
お客様一組一組に真摯に向き合い、お住まいをより長く、より美しく維持できるよう丁寧に施工させていただきました。

  • 神奈川県小田原市 洋風戸建て
    外壁塗り替え(グリーン系・ブラウン系 フッソ系)
    屋根塗り替え(アイビーグリーン 遮熱フッソ系)

    神奈川県小田原市の住まいで、築27年の積水ハウスの立派なお住まいを施工させていただきました。三世帯で住まわれており、息子様世帯へ今後お住まいを受け継いでいくにあたり安心してこの先も住んでいきたいというご要望でした。ですので、今回は長期間安心して頂ける「MUKIフッソ工法」をご提案させて頂きました。

    こちらの住まいは年数もかなり経過していたため外壁の塗料の吸い込みが激しい状態でした。また、モルタル外壁だったこともあり細かい亀裂にもしっかりと下地が浸透する「グランコートベース 水性防水弾性」を下塗りに使用し2回塗ることで、下塗りの段階で吸い込みを止めるよう施工をしました。吸い込みが止まらないと、次の中塗り・上塗りの工程に進んでも仕上がりの時にムラになってしまうため注意が必要です。下塗りを2回実施し、中塗り、上塗りを行い計4回塗りで仕上げました。

    今回施工をお任せいただいた施主様からは、「仕上がりがキレイで満足しているのは勿論ですが、工事に入って頂いた職人さんたちも皆さん気持ちのいい方々で安心してお任せすることが出来ました。三和さんとはこれまでお付き合いもありませんでしたが、しっかりした会社なのが伝わりましたし、今回お任せして良かったです。」というありがたいお言葉をいただき、本当に嬉しいです。工事期間中はご主人様がご不在の事が多かったので、少しでも安心していただけるよう毎日の報連相や、職人とのコミュニケーションを取らせて頂きました。結果として、皆様に納得いただける施工になり良かったです。

    01/03
  • 愛媛県西条市 洋風戸建て
    外装塗替え(オレンジ・ブラウン フッソ系)

    この住まいは建ててから24年が経ち、建てた所のハウスメーカーからも外壁塗装のお話がありご検討されていましたが、色の種類が少ない事と2色使いが出来ない事にお悩みになられていました。また金額的にも300万円近いご提案で高いと感じられておりました。ですので今回は、色の希望をお伺いし色分け方法と、家だけではなく門扉やフェンス部分は艶消しの塗料でトータル的にご提案させていただきました。

    施工では、高耐久の「MUKIフッソ工法」の効果が充分発揮できるよう、洗浄作業に注力しました。外壁に付着している小さなゴミや誇り汚れなどを洗い流し、塗装をする場所だけでなく雨樋の中にごみが溜まっていたり、玄関下のタイルや土間も黒くなっていたりしたので一緒にきれいに洗浄しました。下塗りは、窯業系サイディングに適している「グランコートベース 水性エポキシ」を使用しました。チョーキングなどの劣化が外壁表面にみられたので、下塗材の吸い込み具合を確認しながら塗り残しが出ないように丁寧に作業を行いました。乾燥時間を十分に取り、中塗り・上塗の施行を行いました。中塗り・上塗りをする際は、ローラーで十字を切ってムラが出ない様に均等に塗る事、またサイディングの目に入らないようローラーも拘って、マイクロウェーブ27ミリを使用しました。

    施主様からは、「塗装職人さんの言葉使いやごみの始末等、社員教育が徹底されていると感じました。新築のように蘇りリビングのカーテンの破れが目立ち気になるようになり、買い替えの検討を始めました。また、門扉やフェンス、ベンチ、バラアーチまで塗装して頂き、家が綺麗になり嬉しいです。」というお言葉をいただきました。

    02/03
  • 大阪府大阪市住吉区 洋風戸建て
    外壁塗り替え(ベージュ フッソ系)
    屋根塗り替え(ブラウン フッソ系)

    大阪府大阪市住吉区、築17年のお住まいです。西日が当たる側面の色褪せを気にされており、強い紫外線にも耐えられるような高耐久の外壁塗料をご希望されていたので、「MUKIフッソ工法」をご提案し施工させていただきました。

    このお住いは窯業系サイディングの住いだったので、「グランコートベース 水性エポキシ」を外壁下塗材として使用しました。また石積調のデザインだったので、中塗り・上塗りでムラが出ないようにローラーとハケを使いながら慎重に塗装を行ないました。そして塗り残りやムラがないかチェックしながら作業を進めていきました。

    施主様より「外壁・屋根塗料の質や保証、三和の営業マンも何もかもが気に入って塗装工事をお願いしました。最初は外壁2面だけの工事でしたが、思っていたよりも外壁や屋根が傷んでいたことを写真で確認し、思い切って追加で全部塗装をしていただきました。これからも長く安心して住んでいくためにも、今回お願いして本当によかったです。今後のアフター点検も期待しております。」という嬉しいお言葉をいただきました。ご主人様が60歳の時に建てられたお住まいで、とても大切にされていたのが伝わってきました。西面の傷みも気にされていたので、今回の外壁塗装でご安心いただくことができ、色も高級感のある落ち着いたデザインで気に入っていただけ、担当者として今後安心していただけるよう、長いお付き合いをさせていただきます。

    03/03

MUKIフッソ工法の
ポイント

  • 01塗装前の丁寧な洗浄

    外壁塗装を行う際に拘っている工程の1つとして洗浄があります。洗浄は、外壁に付着してる小さなゴミや埃、汚れなどを洗い流す工程です。

    洗浄は基本上から順番に行うので、屋根の塗装も一緒に行うのであれば屋根を実施してから外壁に移ります。外壁は2階部分の軒天上付近から洗い流していきます。この洗浄作業を怠ると下塗りをした時に、外壁と下塗り塗料との付着性が担保されずせっかく塗装をしたのに数年後に塗膜がめくれてきたり、膨れてきたりと施工不良に繋がります。なので、外壁の角や窓周りなど細かい部分まで気を付けて洗浄を行います。

    また、ただ壁に水を当てればいいというわけではありません。外壁の面に対して垂直に水を当てることで、汚れを落とすのに必要な水圧を一定にかけながら綺麗にしていきます。

    そして、外壁と洗浄機の距離は約30~50cmを意識しながら行います。近すぎると建材を傷める原因になるので注意が必要です。また、傷みが進行しているところは通常と同じように洗浄をすると建材に穴があいたり、えぐってしまったりするため水圧を弱めて行います。その他に、窓周りの洗浄はサッシ周りから水が入らないように水をあてる方向を考えながら行います。

    外壁が綺麗になると玄関廻りの土間の汚れも目立ちますので、ここも洗浄をし住まい丸ごと綺麗にさせていただき洗浄を終えていきます。

  • 02お客様の生活に配慮した養生

    養生とは、塗装をしない部分に塗料が付着しないように半透明のビニールを覆う作業のことです。外壁を塗装する際は基本的に行う工程になります。主に、窓や玄関ドア、室外機や工程の進み具合により雨樋や水切りなどの付帯と呼ばれる部分にも養生を行います。

    窓を養生する際に拘っているポイントは、弛みなくビニールを貼ることです。なぜ弛みなくかというと、ビニールに弛みがあると風が吹いた時にバサバサと音がなり、住宅の中で生活されているお客様のストレスになる可能性があるからです。基本的に、下塗りから上塗りの期間は窓を養生している期間になるので、この期間少しでも通常の生活と変わりがないように生活していただくために気を付けています。

    また、玄関ドアを養生するさいのポイントは鍵穴です。養生では玄関ドア全体にビニールを覆いかけるので鍵穴まで塞いでしまいます。そこで、鍵穴の部分はビニールを破っておきお客様が不自由なく鍵の開け閉めをしていただけるようにしておきます。些細な部分ですが、こうした少しのポイントを意識することで、塗装期間中もお客様に普段できるだけ変わらない生活を送っていただけるよう気を付けています。

  • 03お住まいの状態に適した下塗り材の選定

    三和ペイントの工法は、建材と旧塗膜の状態によって適正な下塗材を選定しています。現在のラインナップでは外壁の下塗材で6種類あり、その中から物件の状態を確認しご提案をしています。

    例えば同じモルタルの外壁だったとしても、吹付タイルの塗装がされているか、セラミック系の塗装が施されているかで使用する下塗材が違うといった具合です。これは旧塗膜と、新たに塗る下塗材との相性が関係してくるためです。仮に適正でない下塗材を使用してしまうと、施工後数年も立たないうちに塗膜の膨れやめくれが起きてしまう可能性があります。なので、ご提案させていただく前に建材と塗膜と傷み具合を確認して判断しています。

    また、住まいの傷みが進行しすぎている場合は下塗を行った時に塗料の吸い込みが激しい場合があります。この場合は、吸い込みが止まるまで下塗を行い、吸い込みを止める必要があるため、建材の傷み具合も見て必要な下塗の量を予測します。

    フッソ系やシリコン系塗料と耐久性を決めるのは上塗材ですが、下塗が適正に行われていないと、どれだけ高品質な上塗材を使用し塗装をしたとしても施工不良に繋がる可能性があります。塗装の仕上がりやもちの長さを決定する大事な要因になるため、下塗材の選定と、下塗の工程に拘っています。

塗装サービス一覧に戻る