塗装の用語

塗装に関する専門用語・知識を品質管理面からのワンポイントアドバイス付きでわかりやすく説明します。

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塗装の用語一覧

  • サイディング (siding)

    住宅の外壁に張る板材のことをサイディングといいます。材質は窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類に分かれます。一般的な戸建て住宅の約7割以上は窯業系サイディングを使用しています。窯業系はセメント質と繊維質が主原料で板状に形成したものです。モルタルに比べて窯業系サイディングは重さが2分の1以下で躯体への負荷を減らし、耐震性も上がります。続きを読む

  • シート防水 (Sheet waterproof)

    ベランダや屋上防水の一種です。シート状の防水材を接着剤のようなもので下地のコンクリートに張りつけ防水の層をつくり、雨水の浸入を防ぐものです。続きを読む

  • シーリング (Ceiling)

    塗装工事においてコーキングとシーリングは同じ意味合いで使用されることが多いです。コーキング同様に隙間に詰めものをして気密性や防水性を高めるために使用されています。(類語:コーキング・目地)続きを読む

  • 遮熱塗料 (thermal barrier paint)

    熱を遮る省エネ効果を発揮する塗料です。屋根と外壁の温度上昇が抑制されるので夏場では室内の温度が下がりエアコンの温度設定緩和による節電効果が期待できます。そのためエネルギー消費の観点からCO2を削減し、地球温暖化対策に貢献できる塗料として注目されています。続きを読む

  • シリコン塗料 (silicone paint)

    現在の外壁・屋根リフォームにおいて主流の塗料です。アクリルやウレタン塗料に比べ耐久性に優れており、種類によっては約10~15年の耐用年数があります。塗膜の機能に撥水性があり、雨水に含まれた汚れや泥、ほこりを弾いてくれます。ただデメリットはひび割れが生じる場合があります。続きを読む

  • 水性塗料 (water-based paint)

    外壁や屋根塗装で使用する塗料を水で溶かした塗料を水性塗料と呼んでいます。現場では乾燥に時間がかかるため2時間以内に降雨が予想される場合は塗装しない場合があります。水性塗料は水を使用しますがシンナーなどの溶剤を使用した塗料は油性塗料と呼ばれています。続きを読む

  • スタッコ (Stucco)

    スタッコの成分は消石灰に大理石の粉や粘土粉を混ぜたもので吹付塗装で使用する材料の一種になります。続きを読む

  • スレート屋根 (slate)

    スレートには天然スレートと化粧スレートの2種類があります。粘板岩を素材としたものが天然スレートと呼ばれ自然の風合いを生かし高級感があるのが特徴です。セメントと繊維素材で加工されたものが化粧スレートになります。カラーベストやコロニアルと呼ばれているものです。化粧スレートは現在、戸建住宅において一般的に普及している屋根材となります。続きを読む

  • セメント瓦 (Cement roof tile)

    セメント製の屋根瓦の一種です。セメントと川砂を配合したものをモルタルといいますが、それを型に流し込み成形され塗装を施した瓦です。続きを読む