塗装の用語

塗装に関する専門用語・知識を品質管理面からのワンポイントアドバイス付きでわかりやすく説明します。

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塗装工事の用語一覧

  • 目地 (Joint)

    サイディング・タイル・レンガ・コンクリートブロックなどの部材の接合部分にできる線状の継ぎ目のことをいいます。(類語:コーキング・シーリング)続きを読む

  • タスペーサー (taspacer)

    屋根の塗装の際に使用される部材のひとつです。屋根の塗装をした際に塗料で屋根の建材同士の隙間がふさがらないよう間に挟み込んで使用します。そうすることで隙間をあけ通気性をよくします。続きを読む

  • ポリマー (polymer)

    ポリマーとは反対の意味であるモノマーという単量体と呼ばれる分子が重合されてできた有機化合物のことをいいます。ポリマー塗装と聞くことがあると思いますが下地として使用される塗料に含まれていることが多いです。続きを読む

  • 鼻隠し (Hidden nose)

    鼻隠しは、屋根を構成する板材のひとつです。切妻屋根の場合は建物の正面、後面を除いた屋根の側面部分のことを指します。雨樋の取り付けにも利用される板材です。言い換えれば雨樋が付いている建物は鼻隠しがあることになります。寄棟屋根の場合はすべて鼻隠しに分類されます。続きを読む

  • 鉄筋爆裂 (Reinforcing bar explosion)

    ひび割れなどの原因から雨水が侵入し、コンクリート内部の鉄筋が錆びることで膨張しコンクリートが押し出されたり、破壊することをいいます。続きを読む

  • シート防水 (Sheet waterproof)

    ベランダや屋上防水の一種です。シート状の防水材を接着剤のようなもので下地のコンクリートに張りつけ防水の層をつくり、雨水の浸入を防ぐものです。続きを読む

  • マスキング (masking)

    養生作業やコーキング作業で活用するテープをマスキングといいます。また、塗り作業が終わった後に塗り残しがないかチェックする際にも利用されます。続きを読む

  • シーリング (Ceiling)

    塗装工事においてコーキングとシーリングは同じ意味合いで使用されることが多いです。コーキング同様に隙間に詰めものをして気密性や防水性を高めるために使用されています。(類語:コーキング・目地)続きを読む

  • コーキング (Caulking)

    外壁の継ぎ目などにできる隙間に詰めものをして塞ぐことをいいます。気密性や防水性を高めることを目的として使用されています。また、サイディング外壁との間に使用する際は、日常生活で起こる小さな揺れに対応する役割があります。(類語:シーリング・目地)続きを読む

  • フィラー (Filler)

    隙間や穴などを埋める材料の総称をいいます。下地の凹凸部分をならし、調整する塗料のことをいいます。フィラーの由来は詰め物、うめるものといった意味があります。 (類語:プライマー)続きを読む

  • プライマー (Primer)

    塗装工程の下塗りで使用する塗料のひとつです。主に中塗り、上塗り材の接着をよくする目的で使用されます。 (類語:フィラー)続きを読む

  • ケレン (Keren)

    鉄部等の古い塗膜を取り除いたり、サビを落としたりすることをケレンと呼んでいます。特に塗装前の下地の補修作業で行われます。きれいにするといった意味合いがあります。由来は英語の「クリーン」からきています。続きを読む

  • ヘアークラック (Hair crack)

    髪の毛ほどの細かいひび割れのことをいいます。経年劣化によりコンクリートやモルタル壁に発生しやすいのが特徴です。続きを読む

  • 養生 (Curing)

    塗装をしない部分に塗料の付着や飛散を防止するためにシートやマスキングテープで覆い、保護するものです。続きを読む

  • 足場 (scaffold)

    外壁塗装、屋根塗装をする際、塗装職人が安全に作業できるようにするための仮設通路のことです。塗装工事の最初の工程です。続きを読む