知って得する!助成金や補助金を使って外壁塗装ができる?
費用相場や塗り替え時期も紹介します
INDEX目次
住宅リフォームライター
永沢リョウ
宅地建物取引士
後悔しない外装リフォームの方法を多くの方に知ってもらうため、ライターとして活動中。 外壁塗装や屋根工事を中心に、これまで集めた現場の声や施工主の声をもとに執筆を行う。
「外壁の汚れや色あせが気になるけど、それなりに費用がかかるし、まだいいかな」と思われている方も多いかもしれません。新築の時はピカピカだった外壁も、紫外線や雨風にさらされて年月とともに劣化してしまいます。
外壁塗装は決して安い買い物ではありませんが、自治体によって助成金や補助金制度を実施している場合があります。利用できればお得に工事ができますので、積極的に活用しましょう。
そこで今回は外壁塗装に活用できる助成金や補助金について、注意点などをご紹介していきます。また、外壁塗装費用の相場や塗り替え目安も併せてご紹介しますので、「外壁塗装をしたいけど費用面で悩んでいる」という方の参考になれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください。
01 そもそも助成金と補助金の違いとは?
そもそも助成金と補助金って何が違うの?と疑問に思ったことはありませんか?
助成金とは
助成金は主に厚生労働省が管轄しています。条件を満たせば支給されるケースが多いです。
補助金とは
補助金は経済産業省が管轄しています。総額の予算が決まっているので、条件を満たしていても枠がいっぱいになると締め切られる場合があります。
どちらも返済の必要はなく、受け取る側には大きな違いはありません。
02 外壁塗装で使える助成金・補助金の制度とは
お住まいの地域で外壁塗装の助成金・補助金制度を実施していれば、工事にかかる費用を一部支給してもらえる場合があります。
助成金や補助金はいくらもらえる?
一部の自治体では「省エネ住宅改修補助金」など、地球温暖化防止の観点から助成金や補助金制度を実施しています。金額は地域によって様々ですが、工事費の10〜20%(上限10〜30万円)を支給しているケースが多いです。
自治体によって様々な制度があります
地域の活性化を図るために、新婚世帯に向けたリフォーム費用の補助金を交付しているところもあります。施工業者は市内や町内の事業者に限るなど指定されているケースが多いです。その場合はお住まいの地域に拠点を置く塗装業者に相談をしましょう。
03 外壁塗装で助成金や補助金をもらう際の注意点
細かな条件は各自治体によって異なりますが、共通する注意点があります。
●税金の滞納をしていない
●申請前に施工していない(工事着工前に申請していないと対象にならない)
●外壁塗装の助成金の利用が初めて
●申請予定の自治体の管轄内に施工する住居がある
以上が主な注意点になります。
他には「指定の塗料を使用して塗装しないといけない」「市内の業者の施工に限る」など、自治体によって様々な要件がありますので、詳しくは各自治体のホームページなどで確認してみてください。
04 外壁塗装の費用相場と塗り替え目安
これから初めて外壁塗装をされる方は、「いくらくらいかかるのか」「いつ塗り替えをしたらいいか」など疑問に思うことがあると思います。ここでは外壁塗装の費用相場と塗り替え時期の目安をお伝えします。
外壁塗装の費用相場
外壁塗装にかかる費用は塗装の面積や選ぶ塗料の種類、塗装方法の違いなどによって異なりますが、坪数での費用相場は以下の通りです。
●25坪→80〜100万円
●30坪→90〜110万円
●35坪→100〜120万円
●40坪→110〜130万円
あくまでも目安なので、参考程度になさってください。塗装業者に現場調査・見積もりをお願いすることで具体的な費用を算出してくれます。
外壁塗装の塗り替え目安と耐用年数
外壁塗装のメンテナンスは、大体10年ごとに行うことを推奨しています。理由としては外壁に施されている塗装の耐用年数が約10年程度だからです。耐用年数を過ぎると外壁を保護できず、色あせ、ひび割れ、剥離などの劣化症状が起こります。
ただし、外壁材の種類や使用した塗料、建物の立地条件などによって耐用年数は異なります。
05 まとめ
定期的な塗装メンテナンスを行うことで、外壁の劣化を遅らせることができます。「汚れてきた」「色あせてきた」と感じたら外壁塗装をご検討ください。
その際、お住まいの自治体で助成金や補助金がある場合は、上手く活用して外壁塗装費用を抑えましょう。
なお、三和ペイントではお気軽にご相談できる簡単Web見積もりや、有資格スタッフによる現地見積もりなどを実施しております。
まずは工事が必要なのか、いくらかかるかなど、お気軽にお問合せください。
お客様の状況に合わせて、親切・丁寧に対応させていただきます。