屋根塗装を補助金・助成金活用でお得にリフォーム!
対象工事や申請の流れとは

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住宅リフォームライター

永沢リョウ

宅地建物取引士

後悔しない外装リフォームの方法を多くの方に知ってもらうため、ライターとして活動中。 外壁塗装や屋根工事を中心に、これまで集めた現場の声や施工主の声をもとに執筆を行う。

新築から10年経った、屋根が色あせてきた、汚れが気になってきた場合は屋根塗装の時期かもしれません。

しかし、屋根塗装は決して安い買い物ではありませんので、なかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

 

屋根塗装をお得に施工できる方法の1つとして「補助金・助成金の活用」があげられます。

補助金や助成金はお住まいの地域や制度によって内容が異なりますが、利用できれば約1020万円お得にリフォームができます。

 

今回は屋根塗装における補助金・助成金についての基礎知識を紹介します。

「屋根塗装を少しでも安くしたい」という方はぜひ最後までご覧ください。

外壁塗装や屋根工事を中心に、これまで集めた現場の声や施工主の声をもとに執筆を行う。

 

 

01 屋根塗装で利用できる補助金・助成金とは

屋根塗装をする作業員

地域によって、お住まいに関する補助金や助成金制度が実施されている場合があります。

その種類はいくつかあり、それぞれ条件が異なります。

ここでは屋根塗装で利用できる代表的な補助金・助成金制度を紹介します。

 

省エネに繋がる遮熱塗料・断熱塗料の屋根塗装

省エネリフォームやヒートアイランド化現象など、環境に配慮した屋根塗装において、補助金や助成金を受け取れる場合があります。

主に遮熱塗料や断熱塗料を使用した屋根塗装が対象です。

 

遮熱塗料とは塗装することで太陽光の赤外線を効率良く反射する塗料です。塗装面の温度上昇を抑えるので、室内に届く暑さも軽減してくれます。

 

断熱塗料は中の成分に断熱効果の成分を持ち、熱を伝えにくくする効果があります。屋外の気候による室内の温度変化を抑え、暑さだけでなく寒さにも効果があります。

 

どちらの塗料も室内の温度を快適にすることからエアコン代の節約に期待でき、省エネにつながります。

 

一般的な屋根塗装

上記の省エネリフォーム以外にも、自治体によってさまざまな助成金や補助金が実施されています。

 

例えば、以下のような制度に屋根塗装が対象に含まれている場合があります。

・子育て世帯のリフォーム

・多世代同居・近居のためのリフォーム

・老朽住宅リフォーム

 

 

02 申請の基本的な流れ

申請書類とペン

屋根塗装で補助金や助成金を受け取るためには、正しい手順を踏まなければなりません。

ここでは申請のための基本的な流れを紹介します。

なお、自治体によっては申請方法が異なる場合もあるので、あくまでも参考程度になさってください。

 

1.対象となる補助金・助成金の確認

まずはお住まいの地域で補助金や助成金の制度を実施しているか確認しましょう。

その際は対象となる条件や工事内容、申請期限、受付を終了していないかご確認ください。

自治体のホームページを調べたり、地域の塗装業者でも案内してくれることが多いので問い合わせてみましょう。

 

2.塗装業者に見積りを取る

屋根塗装を行っている業者に見積書を作成してもらいましょう。

塗装業者がお住まいの屋根の状態を調査し、その結果をもとに見積書を作成してくれます。

このときに建物の写真を撮影してもらってください。補助金や助成金の申請の際に現況の写真が必要になることがあるからです。

 

なお、補助金や助成金の申請の際は塗料名など詳細が記載されている必要があります。

スムーズに進めるためには申請のサポートをしたことがある、補助金や助成金を利用した施工実績のある塗装業者に依頼すると安心です。

 

また、補助金や助成金の条件には市内、または町内の施工業者による工事など、業者が限定されている場合があります。

工事を申し込む際は、その業者に依頼して制度を利用できるか必ず確認しましょう。

 

3.書類を準備して申請する

書類に不備があると「準備し直している間に受付けが締め切られた」というケースがあります。

また、申請は工事を開始する前に行うのが一般的ですのでご注意ください。

基本的に提出する書類は以下の通りです。

・自治体で用意している申請書

・施工予定建築物の登記事項証明書

・現況の写真

・見積書

・平面図と立面図 など

 

4.補助金の交付決定

提出書類を自治体が審査し、約23週間程度で交付の可否が決定します。受付開始直後は、さらに日数がかかる可能性もあります。

交付が決定されれば、補助金決定通知書を受け取ることができます。

 

5.契約書のコピーの提出

自治体によっては塗装業者との契約書のコピーを必要とする場合があります。

補助金決定通知書を受け取ったら、申請通りに工事をする証拠として業者との契約書のコピーを忘れずに提出しましょう。

 

6.着工

見積書や契約書通りに塗装業者が屋根塗装を行います。

工事中や工事後には業者に写真を撮ってもらいましょう。後で自治体に提出が必要になる場合があります。

他にも領収書や請求書などが必要になることもあるので、あらかじめご確認ください。

 

7.工事完了届の提出

完工後は工事完了届、または実績報告書などの必要書類を提出します。

これらは「完工の翌日から〇日以内」と期限が決められている場合がありますので、必ず期日内にご提出ください。

 

8.自治体による検査

提出された書類をもとに自治体に職員が検査し、交付額を決定します。

自治体によっては実際にお住まいに伺って完了検査を行うことも少なくありません。

 

9.補助金の受け取り

補助金額が決定した後、請求書を提出すると約23週間後に指定口座に補助金が支払われます。

 

 

03 まとめ

補助金や助成金を利用することができれば、屋根塗装にかかる費用を約1020万円節約することができます。

お住まいの自治体が制度を実施している場合は積極的に活用しましょう。

 

なお、申請に必要な書類を用意するのは簡単なことではありません。

そのため、補助金や助成金を利用した施工実績が豊富な塗装業者に依頼すると適切なサポートやアドバイスをしてくれるでしょう。

 

当社、三和ペイントは全国各地に拠点を構え、屋根塗装・外壁塗装を承っています。

補助金・助成金を利用した工事も多数の実績がありますので、安心してお任せください。

 

また、お住まいの地域で補助金・助成金制度を実施していない場合でも、ご予算に合わせた最適なプランを提案します。

ご相談やお見積もりは無料ですので、お気軽にお問合せください。

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