千葉県で外壁塗装の助成金制度を活用できる市区町村【2024年版】
INDEX目次
本記事では、千葉県の外壁塗装に関する助成金制度についてまとめています。
助成金制度は各地域によって対象となる工事や条件、期間が大きく異なってきているため、しっかり制度について理解し、適切に自治体へ申請するようにしましょう。
千葉県の市区町村で外壁塗装に関する助成金制度が利用できる地域はどこか、利用するための条件は何か、といった点をまとめてご紹介いたします。
※助成金の多くは、先着順になっています。また対象となる工事内容や工事にかかる最低費用、申請可能なタイミング・最新の受付状態など詳細については各自治体のHPをご確認ください。
01 千葉県の外壁塗装助成金制度の概要
1-1 外壁塗装助成金制度の基本概要・条件
千葉県では、外壁塗装の費用負担を軽減するための助成金制度が一部の市区町村で利用可能です。
助成金額は、工事費用の一部または施工面積に応じて計算されます。
また制度を利用するには、いくつかの重要な条件を満たす必要があります。
(1)工事着工前に申請することが不可欠です。これは、家の修繕を始める前に保険に加入するようなものです。
(2)税金の滞納がないことが求められます。助成金は税金で賄われているため、納税義務を果たしていることが前提となります。
(3)多くの場合、自治体指定の業者を利用することが条件となります。
これらの条件を満たすことで、外壁塗装の費用負担を軽減し、住まいの価値を高める機会を得ることができるのです。
*各自治体によって条件や申請方法が異なるため、事前に確認が必要です。
1-2 千葉県で外壁塗装助成金制度を利用できる市区町村
2024年度は、千葉県では以下の市区町村で助成金制度が設けられています。
我孫子市・大多喜町・木更津市・君津市・鋸南町・神崎町・栄町・佐倉市・酒々井町・芝山町・白子町・匝瑳市・袖ケ浦市・多古町・銚子市・長生村・長南町・富里市・富津市・松戸市・茂原市・八街市・八千代市・横芝光町・四街道市
*旭市・いすみ市・市川市・一宮町・市原市・印西市・浦安市・大網白里市・御宿町・柏市・勝浦市・香取市・鎌ケ谷市・鴨川市・九十九里町・山武市・白井市・館山市・千葉市・東金・東庄町・長柄町・流山市・習志野市・成田市・野田市・船橋市・南房総市・睦沢町、では一般住宅での助成金制度を活用できない市区町村となります。
02 市区町村別の外壁塗装に関する助成金制度まとめ
2-1 対象市区町村と制度に関して
以下は市区町村別(五十音順)の助成金制度のまとめです。
記事執筆時点での情報です。最新情報や申請受付状況、申請条件等詳細は各自治体へお問い合わせください。
我孫子市
└ 補助対象経費の5%以内:上限10万円(20万円)
・市内の持家以外からリフォームする住宅に転居する方
└ 補助対象経費の5%以内:上限10万円(20万円)~ 補助対象経費の20%以内:上限40万円(50万円)
*居住区によって上限がかわります。
・市外から転入する方
└ 補助対象経費の10%以内:上限30万円(40万円)~補助対象経費の20%以内:上限40万円(50万円)
*居住区によって上限がかわります。・子育て世帯と単身者は、上限額が10万円加算された( )内に示す額となる優遇措置あり。
・上記は「世帯員の変更がない場合」の助成金額です。新たに多世帯住宅となる場合は、上限が変更となります。
令和6年4月1日から令和7年2月10日まで
・税込み:20万円以上の工事
・既に契約や着工をしていないこと
【対象工事例】
・住宅の内外装のリフォームに関する工
└ 床、壁、天井の内装工事、建具・造作工事、外壁、屋根の補修や防水・塗装工事など
・住宅の機能向上、安全対策に関する工
└ キッチン、風呂・洗面、トイレなど水回りの改修、屋内の段差解消、出入口の拡幅、手すり設置工事など、住宅に係る道路境界沿いの危険なブロック塀の除却などの耐震対策工事
・住宅の増改築、間取りの変更に関する工事
大多喜町
リフォーム工事に要した工事金額の10分の1に相当する額(上限:20万円)
令和3年4月1日から令和8年3月31日
併用住宅にあっては、居住用部分を補助対象とし、共用部分については床面積の割合で按分し、補助対象金額を算出
木更津市
リフォーム工事に係る費用の3分の1の額(上限:40万円)
記載なし
・君津地域耐震改修促進協議会会員で市に登録した指定診断士又は耐震診断士(建築士)が工事監理をすること
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震改修工事を行った場合のみ申請可能
【対象工事例】
屋根:全体の葺替え、塗装工事等
外壁、軒裏、水切り等:全体の張替え、塗装工事等
外部建具:外壁改修に伴う既設取替え又は新設工事
床、壁、天井等:当該室におけるそれぞれの部位全体の張替え、塗装工事等
内部建具:
(1) 壁等改修に伴う既設取替え又は新設工事
(2) 造付け家具、建具枠等の造作工事
その他:
(1) 間仕切り壁の変更等に伴う工事
(2) バリアフリー化に係る工事
(3) その他市長が認めるもの
【対象外工事例】
(1) 部分的な補修、修繕工事等
(2) 家具(造付け家具を除く。)、備品等の購入及び設置に係るもの
(3) 外構工事等
(4) 国等の補助金を受けるもの
君津市
リフォーム工事に要した費用の5分の1(上限:40万円)
4月から12月末
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震改修工事を行った場合のみ申請可能
「木造住宅耐震改修等補助制度」を利用した耐震改修と併せて行う改築、改修、修繕、模様替え等のリフォーム工事
鋸南町
補助率:10分の1(上限:20万円)
記載なし
・リフォーム工事を年度の末日までに完了できるもの
【対象工事例】
屋根の葺き替え、塗装工事
浴室、トイレの改修工事
外壁の張替え、塗装工事
台所の改修工事
サッシ、玄関の取替え工事
床、壁、天井材の張替え、塗装工事
バリアフリー改修工事
壁、天井のクロスの張替え工事
【対象外工事例】
併用住宅の店舗、事務所部分の改修工事
造園、門、塀等の外構工事
物置、車庫の改修及び設置工事
樹木の剪定、植樹等の植栽工事
合併浄化槽設置工事
家具、家電等の購入、取付・設置工事
太陽光発電システム等の省エネルギー設備設置工事
災害等保険給付金の対象となる工事
神崎町
リフォーム工事に要する費用の額の10分の1に相当する額(上限:30万円)
〈実績報告〉工事完了後1か月以内又は当該年度の3月20日のいずれか早い日まで
神崎町の区域内に所在する一戸建ての住宅のリフォーム工事
住宅の居住性を良好にするために行う増築、改築、修繕若しくは模様替えまたは住宅の機能を向上させるために行う補修、改造若しくは設備改善に係る工事
・完了予定時期が当該年度の3月20日以前である工事
栄町
住宅リフォーム工事費用の10分の1以内(上限:10万円)
令和6年4月8日(月)から令和6年12月20日(金)まで
工事が、令和7年3月19日以前に完了すること
【対象工事例】
浴室、台所、トイレ、床、畳、天井、壁、屋根などの工事で、既存住宅の改築および増築工事
※新築や別棟の増築は対象外。また、同じ工事箇所について、町で行っている他の補助制度を利用している場合も対象外。
佐倉市
リフォーム工事に要する経費のうち、市長が適当と認める経費の1/10(上限:10万円)
該当年度の 12 月 15 日まで
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震補強工事を行った場合のみ申請可能
酒々井町
補助対象経費の10%以内の額(上限:10万円)
【受付終了】
これから着工する工事で、翌年の2月末までに実績報告書の提出ができる工事
【対象リフォーム工事例】
・基礎、壁、柱、小屋組、土台、斜材、床、屋根、横架材、開口部等の修繕及び補強
・屋根及び外壁の塗装
・内装及び建具の修繕、畳替え、間取り変更等の模様替え、台所・浴室・トイレの改修、断熱、気密、遮音性工事、防火・防犯・給排水・ガス・電気・床暖房・衛生・換気設備等工事
・増築、改修等
・外構工事(既存施設の修繕に限る)
芝山町
・空家のリフォームの場合:補助対象経費の合計額(消費税を除く)の15%(上限:60万円)
【受付終了】
令和7年2月末日までに完了し、かつ、工事の実績報告ができること
住宅機能の維持向上または居住環境の向上を図るために行う修繕、改築、増築、減築等の工事で建築基準法その他法令に違反しない工事
【対象工事例】
(1) 既存住宅の修繕、模様替え、改築、増築、減築工事
(2) 浴室、キッチン、洗面室、トイレのリフォーム
・便座の切替えのみは対象としない。
(3) 給排水衛生設備、給湯設備、換気設備、電気設備、ガス設備工事
・給湯器等の器具交換のみの工事は対象としない。
・高効率給湯器の設置工事は対象としない。
(4) オール電化住宅工事
・工事の必要がないIHクッキングヒーターの設置等は対象としない。
(5) 屋根のふき替え、塗装、防水工事
(6) 外壁の張り替えや塗装工事
(7) 部屋の間仕切りの新設や変更工事
(8) 床材、内壁材、天井材の張り替えや塗装等の内装工事
・内装工事に伴う室内カーテン・ブラインド等の取替えや新設は対象とする(カーテン・ブラインド等のみは対象としない。)。
(9) 床、壁、窓、天井、屋根の断熱改修工事
(10) ふすま紙、障子紙の張り替えや畳の取替え(表替え、裏返しを含む。)
(11) 雨どい等の取替えや修理
(12) 建具・開口部の取替えや新設工事
・手動・電動シャッターも対象とする。
・建具・開口部工事に伴う窓ガラス、網戸、防犯フィルム等の取替えや新設も対象とする(窓ガラス、網戸、防犯フィルム等のみは対象としない。)。
(13) 造り付け収納家具工事 ・大工工事を伴うものに限る。
(14) バリアフリー改修工事(手すりの設置、段差解消、廊下幅の拡張等)
・介護保険制度、障害者制度等の他の制度の対象となっている部分は対象としない。
(15) 耐震改修工事(屋根の軽量化、壁補強、基礎補強等)
・木造住宅耐震改修工事費補助制度の対象となっている部分は対象としない。
(16) 防音工事(防音天井、防音壁、防音サッシの改修等)
・住宅防音工事補助制度等の他の制度の対象となっている部分は対象としない。
(17) 住宅の解体工事
・解体工事のみは対象としない。ただし、修繕、模様替え、改築、増築、減築工事その他リフォームに伴う部分の解体であれば対象とする。
白子町
※ブロック塀・石塀の撤去工事と生垣・フェンス等設置工事の場合は、上限10万円
※同一敷地内で合わせて工事を行う場合は、各々の額を適用し30万円を限度額。
記載なし
(税込み20万円以上の工事)
*ブロック塀・石塀の撤去工事や生垣・フェンス等設置工事のみの場合は、道路に面する部分の工事で工事金額が10万円以上の工事が対象。
【対象工事例】
建物の内外装の改修工事
居室、浴室、玄関、台所及びトイレ等の改修(コミニティ・プラント等接続工事は除く。)
道路に面するブロック塀・石塀の撤去工事並びに生垣・フェンス等設置工事
上記に掲げるもののほか、町長が必要と認めた工事
匝瑳市
工事金額(税抜き)の10分の1 上限:20万円
令和6年6月26日(水)~
・当該年度の1月末日までに工事が完了し、かつ実績報告ができること
【対象工事例】
1)既存住宅の増築工事、改築工事及び減築工事
2)台所、浴室、洗面室、トイレの改修工事
3)給排水衛生設備工事
4)給湯設備工事
5)換気設備工事
6)電気設備工事
7)ガス設備工事
3)~7)について
増築、一部改築、減築工事その他のリフォームによる撤去、移設、修理、取替又は新設を対象とする。
宅外配管・配線工事を含む。給湯器等の器具交換のみの工事は対象としない。8)オール電化住宅工事
工事の必要ないIHクッキングヒーターの設置は、対象としない。
9)屋根のふき替え、塗装工事及び防水工事
10)外壁の張り替え、塗装工事
11)部屋の間仕切りの新設、変更工事
12)床、内壁、天井の張り替え、塗装等の内装工事
床暖房(ガスや電気式)工事も対象とする。
内装工事に伴う室内カーテン、ブラインド等の取替えや新設は対象とする。
ただし、当該取替等に伴う工事の必要がない場合は対象としない。
13)床、壁、窓、天井、屋根の断熱工事
14)ふすま紙及び障子紙の張り替え、畳の取り替え(表替え、裏返しを含む。)
15)雨どい等の取り替え及び修理
16)建具、開口部の取り替え及び新設工事
手動・電動シャッターも対象とする。
建具・開口部工事に伴う窓ガラス、網戸、防犯フィルム等の取替えや新設も対象とする。
ただし、当該取替等に伴う工事の必要がない場合は対象としない。
17)造作家具工事
大工工事が伴うものに限る。
18)バリアフリー改修工事(手すりの設置、段差の解消、廊下幅の拡張、エレベーターの設置、その他これらに類する工事をいう。)
介護保険制度、障害者制度等の他の制度を利用している部分は、対象としない。
19)防音工事(防音天井、防音壁、防音サッシの改修等)
20)既存住宅の解体工事(リフォーム工事に伴う場合のみ)
増築、改築、減築工事その他リフォームに伴う部分の解体工事を対象とする。
袖ケ浦市
リフォーム工事補助率:10分の1 上限:20万円
記載なし
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震改修工事もしくは耐震性能向上工事を行った場合のみ申請可能
多古町
補助率:工事費の10%(上限:20万円)
記載なし
・申請前に工事契約していないもの
・年度内に完成する見込みであるもの
【対象工事例】
屋根の葺き替え・塗装・防水工事・雨どい工事、外壁の張替・塗装・防水工事など
外壁、屋根、天井の断熱化工事
耐震補強・改修工事
多古町木造住宅耐震改修補助事業以外の耐震工事
部屋の新設・間仕切りの変更
壁紙や床の張替等の内装工事
室内の建具等(戸・障子・襖(ふすま)等)の交換
窓・ガラスの取付・交換(断熱改修など)
バリアフリー改修(手すりの取付け、段差解消、滑り止め等のための床又は通路面の材料の変更、引き戸等への取替え)
台所、風呂、トイレ等の改修工事
畳の張替え
住宅に付随するバルコニー、ベランダ、テラスの設置工事
銚子市
・50万円以上100万円未満のリフォーム工事 5万円
・100万円以上のリフォーム工事 10万円
*公共下水道への接続工事(新設)(上記に増額)
(1)くみ取り便所を廃止する場合 5万円
(2)浄化槽を廃止する場合 3万円
記載なし
・当該年度の1月末日までに、工事および支払が完了するリフォーム工事
・他の助成制度を利用していないリフォーム工事
【対象工事例】
既存住宅の増築工事及び一部改築工事
浴室、台所、洗面室又はトイレの改修工事
給排水衛生設備工事、給湯設備工事(高効率給湯器設備工事は除く。)、換気設備工事、電気設備工事及びガス設備工事(他のリフォーム工事に伴う撤去、設置、移設、修理、取替え及び新設並びに住宅の外部における配管工事及び配線工事を含む。)
屋根のふき替え、塗装工事及び防水工事(屋根回りの修理を含む。)
外壁の張り替え及び塗装工事(外壁回りの修理を含む。)
間仕切りの変更工事
床、内壁又は天井の張り替え及び塗装工事その他の内装工事(床暖房工事を含む。)
床、外壁、窓、天井又は屋根の断熱工事
ふすま紙及び障子紙の張り替え並びに畳の取替え(表替え及び裏返しを含む。)
雨どい等の取替え及び修理
建具又は開口部の取替え及び新設工事
造作家具工事(大工工事が伴うものに限る。)
バリアフリー改修工事(手すりの設置、段差の解消、廊下幅の拡張、エレベーターの設置その他これらに類する工事をいう。)(市が実施する他の助成制度を利用する場合を除く。)
雨水浸透ますの設置工事
雨水タンク設備の設置工事
下水道接続工事(全ての雑排水を公共下水道に接続する場合に限り、市が実施する他の助成制度を利用する場合を除く。)
合併処理浄化槽工事(市が実施する他の助成制度を利用する場合を除く。)
長生村
補助対象工事費の10/100(上限:20万円)
【受付終了】
・令和7年2月末までに工事が完了すること
【対象工事例】
建物の内外装の改修工事
玄関、居室、台所、浴室及びトイレ等の改修工事
長南町
補助対象工事に要した金額の10%に相当する額(上限:20万円)
記載なし
・町内に本店を有する法人または個人事業主
・長南町ガス指定工事店または長南町農業集落排水設備指定工事店
(税抜き20万円以上の工事)
【対象工事例】
既存住宅の増築工事及び一部改築工事
浴室、台所、洗面室又はトイレの改修工事
給排水衛生設備工事、給湯設備工事(高効率給湯器設備工事は除く。)、換気設備工事、電気設備工事及びガス設備工事(他のリフォーム工事に伴う撤去、設置、移設、修理、取替え及び新設並びに住宅の外部における配管工事及び配線工事を含む。)
屋根のふき替え、塗装工事及び防水工事(屋根回りの修理を含む。)
外壁の張り替え及び塗装工事(外壁回りの修理を含む。)
間仕切りの変更工事
床、内壁又は天井の張り替え及び塗装工事その他の内装工事(床暖房工事を含む。)
床、外壁、窓、天井又は屋根の断熱工事
ふすま紙及び障子紙の張り替え並びに畳の取替え(表替え及び裏返しを含む。)
雨どい等の取替え及び修理
建具又は開口部の取替え及び新設工事
造作家具工事(大工工事が伴うものに限る。)
バリアフリー改修工事(手すりの設置、段差の解消、廊下幅の拡張、エレベーターの設置その他これらに類する工事をいう。)(市が実施する他の助成制度を利用する場合を除く。)
雨水浸透ますの設置工事
雨水タンク設備の設置工事
下水道接続工事(全ての雑排水を公共下水道に接続する場合に限り、市が実施する他の助成制度を利用する場合を除く。)
合併処理浄化槽工事(市が実施する他の助成制度を利用する場合を除く。)
富里市
リフォーム工事に要する費用の10分の1以内の額(上限:10万円)
【受付終了】
【対象工事例】
1 屋根の修繕(例:葺き替え・塗装)
2 外壁の修繕(例:張替え・塗装)
3 雨樋の修繕・取り替え
4 壁紙・床の張替え等の内装工事
5 根太・大引き等の床組みの補修
6 建具(ドァ・ふすま・障子・窓・雨戸・戸袋等)の修繕
7 バルコニー・ベランダの修繕
8 バリアフリー改修工事(例:手すりの設置・段差の解消など)
9 浴室・台所・トイレ等の水回りの改修工事
10 居室の模様替え(例:和室を洋室へ)
11 間取りの変更
12 窓・天井・床の断熱改修
13 補助金の対象となる内部工事に関連して行うスイッチ、コンセント、配線等の電気工事(スイッチ等だけの改修は対象外)
富津市
リフォーム工事費の10分の1の額(上限:30万円)
当該工事の契約締結の14日前で、毎年度4月1日から12月28日
当該年度内に工事が完了する予定であること。
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震改修工事を行った場合のみ申請可能
松戸市
リフォーム工事に要する費用の10分の1に相当する額(上限:30万円)
令和6年5月7日から令和6年12月2日まで【予定戸数】10戸
※令和7年2月15日までにリフォーム工事の完了が見込まれること。
耐震改修工事と併せて行うリフォーム工事で、木造住宅の修繕、模様替え及び設備改修等が対象
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震改修工事を行った場合のみ申請可能
【対象工事例】
屋根:葺替え、塗装工事等
外壁、軒裏等:張替え、塗装工事等
外部建具:既設建具の改修又は新設工事
床、壁、天井等:室におけるそれぞれの部位の張替え、塗装工事等
内部建具:
・壁等改修に伴う既設取替え又は新設工事
・造付け家具、建具枠等の造作工事
その他:
間仕切り壁の変更等に伴う工事
バリアフリー化に係る工事
【対象外工事例】
・家具(造付け家具を除く。)、備品等の購入及び設置に係るもの
・下屋(さしかけ屋根等)、後付けベランダ、外階段等の設置工事
・外構工事等
茂原市
リフォーム工事に要する費用の10分の1 (限度額20万円)
【受付終了】
既存住宅の増築及び改修工事
浴室、台所、洗面室及びトイレの改修工事
給排水衛生設備工事、換気設備工事、電気設備工事及びガス設備工事
屋根のふき替え、塗装及び防水工事
外壁の張り替え、塗装及び防水工事
間仕切り壁の変更工事
床、内壁又は天井の張り替え及び塗装その他の工事
床、壁、窓、天井又は屋根の断熱工事
ふすま及び障子の張り替え並びに畳の交換
雨どい等の取り替え及び修理
建具又はサッシの取り替え、修理及び新設
*リフォーム工事のみの補助金は不可。耐震改修工事を行った場合のみ申請可能
八街市
補助対象経費の100分の10以内(上限:10万円)
【受付終了】
【対象工事例】
屋根の修繕、葺き替え
外壁の張り替えや塗装工事
ふすま紙、障子紙の張り替えや畳の取り替え
浴室、キッチン、洗面所、トイレの改修
クロスの張り替え
床材・内壁材・天井材の張り替えや塗装等の内装工事
雨どい等の取り替えや修理
部屋の間仕切りの新設や変更工事
建具・開口部の取り替えや新設工事
造作収納家具工事
補助対象工事の廃材処理費用
八千代市
リフォーム工事に要した費用の3分の1(上限:30万円)
令和6年5月15日(水)から令和6年10月31日(木)
耐震改修に併せて行うリフォームを補助対象
屋根の葺き替えや外壁の張替え等の外装工事・壁紙の張替えや建具の取替え等の内装工事、段差解消や手すり取付け等のバリアフリー化工事・キッチンやトイレの入れ替え工事等が補助対象工事となります。
横芝光町
補助率:工事費の10%~20%(上限:20万円)
記載なし
【対象工事例】
個人住宅の改修・増築・設備改善等
併用住宅の場合は住宅部分のみ対象とし、それ以外の部分との床面積を按分して算出する
住宅敷地の外構物(門、門扉、塀等)の改修
四街道市
補助対象経費の合計額の100分の10の額(上限:10万円)
【受付終了】
【対象工事例】
住宅の床面積を増加(減少)させる工事
内外装工事
断熱・防音工事(屋根、天井、壁、床、窓・ガラスの交換)
給排水・給湯・ガスの設備工事
電気設備工事
耐震シェルター設置工事
家具転倒防止金具(器具)取付工事
バリアフリー対応工事
その他:市長が認める工事
*機器・器具の設置又は交換の経費は、補助対象経費外
これらの制度は、各市区町村によって条件や金額が異なるため、お住まいの地域の最新情報を確認することが重要です。
助成金を活用することで、外壁塗装の費用負担を軽減できる可能性が高まります。
03 外壁塗装工事の費用と助成金活用のメリット
3-1 外壁塗装工事にかかる一般的な費用の内訳
外壁塗装工事の費用は、家の大きさや塗料の種類によって大きく変わります。
一般的な内訳としては、足場の設置や養生、下地処理、塗装作業、仕上げなどが含まれます。例えば、一戸建ての場合、100万円から300万円程度かかることが多いでしょう。
この費用は決して安くはありません。家計にとって大きな負担となることは想像に難くありません。
そのため、助成金の活用が重要になってくるのです。助成金を利用することで、数十万円単位で費用を抑えられる可能性があります。
さらに、助成金は単なる費用削減だけでなく、適切な業者選びや品質の確保にもつながります。なぜなら、多くの助成金制度では、認定された業者での施工が条件となっているからです。
つまり、助成金の活用は、経済的メリットと安心・安全な施工の両立を可能にするのです。
3-2 助成金を活用した場合の具体的な費用削減
助成金を活用すると、外壁塗装の費用を大幅に削減できます。工事費用の20%(上限30万円)の助成金が受けられる場合、200万円の工事ですと30万円の助成を受けられるため、実質170万円で施工が可能になります。
また、地域によっては省エネ効果の高い塗料を使用すると、通常の助成金に加えて追加の補助が受けられます。これにより、高品質な塗料を使いながらも、費用を抑えられるのです。
さらに、耐震改修と同時に外壁塗装を行うことで、別の助成金を受け取れる地域もあります。このように、他の改修工事と組み合わせることで、より大きな助成を受けられる可能性があります。
助成金の活用は、単に費用を抑えるだけでなく、より質の高い施工を実現する機会にもなります。ぜひ、お住まいの地域の制度を確認し、賢く活用しましょう。
3-3 助成金以外の費用削減策とその効果
助成金以外にも、外壁塗装の費用を抑える方法はあります。まず、複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を把握し、交渉の余地を生み出せます。
さらに、オフシーズンの施工を選ぶことで、割引が適用される場合もあります。
他にも塗料の選択も重要です。高品質で耐久性の高い塗料を選ぶことで、塗り替えの頻度を減らし、長期的なコスト削減につながります。
そして、部分的な補修を定期的に行うことで、全面塗装の必要性を先送りできる可能性もあります。
DIYで下地処理や簡単な補修を行うことも、費用削減の一手段です。ただし、安全面や品質面での懸念があるため、専門家のアドバイスを受けながら進めることが大切です。
これらの方法を組み合わせることで、助成金と合わせて大幅な費用削減が可能になりますが、品質を犠牲にしないよう、バランスを取ることが重要です。