ガルバリウム外壁が人気の理由と選び方に必要なポイント

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ガルバリウム鋼板は、近年注目を集めている外壁材です。
その理由は、デザイン性と機能性を兼ね備えた魅力的な建材だからです。
しかし、ガルバリウム鋼板にはまだまだ誤解されている点も多いのが現状です。
「高額だ」「メンテナンスが大変」などのイメージを持っている方も多いでしょう。

本記事では、ガルバリウム鋼板の実際のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
併せて、選び方のポイントや費用感についても詳しくご紹介します。

外壁材選びで迷っているという方はぜひご一読ください。

 

 

01 ガルバリウム鋼板とは?

1-1. ガルバリウム鋼板の特徴と使用用途

ガルバリウム鋼板は、錆びにくく耐久性が高いことから、外壁材として人気があります。具体的には、塗装の手間がかからずメンテナンスが楽な点や、デザイン性に優れている点が評価されています。外壁として多く使われる用途は、戸建住宅やマンション、工場、倉庫などです。色や模様を自由に選べるほか、熱伝導率が低く断熱性に優れるなど、実用面とデザイン面の両立が魅力です。

1-2. ガルバリウム鋼板を使用するにあたって

ガルバリウム鋼板はメンテナンスが容易で長持ちしますが、塗装の際には下地処理が大切です。適切に施工すれば20年以上もつ優れた外装材ですので、塗装作業前半の工程をきちんと仕上げることが重要です。

 

 

02 ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットと選び方

2-1. ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

ガルバリウム鋼板は、耐久性やデザイン性に優れる反面、価格が高めであることがデメリットとして挙げられます。しかし、長期的なコストパフォーマンスを考えると、ガルバリウム鋼板の方が合理的な選択肢となる場合が多いです。耐用年数が長いため、塗装の頻度を大幅に減らすことができる、といった具合です。また、豊富な色や形状のバリエーションがあるため、建物のデザイン性を高める効果も期待できます。初期費用はかかりますが、長期的に見ればコスト面でもメリットが大きいガルバリウム鋼板。デザイン性と機能性を兼ね備えた外壁材として、多くの建物で採用されている理由がここにあります。

2-2. 色の種類と選び方

ガルバリウム鋼板の色の種類は、標準色の他にオリジナルカラーも選べます。色味や光の反射率を考慮しながら選ぶことが大切です。例えば、白やクリーム色は日差しを反射しやすく、熱を遮断する効果が高いです。一方で、濃い色は日差しを吸収しやすくなるので、夏場の温度上昇を抑える効果は薄れます。建物の向きや用途、イメージなどと合わせて選ぶことをおすすめします。

2-3. メンテナンス方法

ガルバリウム鋼板のメンテナンスでは、定期的に高圧洗浄で汚れを取り除くことが大切です。5年をめどに1回程度の洗浄をおすすめします。傷んできた部分の塗装は、適切な下地処理をしてから行う必要があります。

 

 

03 ガルバリウム鋼板の施工と費用について

3-1. ガルバリウム鋼板の具体的な価格情報と費用相見積もりの方法

ガルバリウム鋼板の価格は、板厚や加工の有無、注文数量によって異なります。概ね1平方メートル当たり5,000円から15,000円程度です。施工費は別途で、外壁の面積や高さによっても変わってきます。事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。見積もりにあたっては、外壁の寸法や使用する鋼板の種類を伝えることが大切です。

3-2. 主要なメーカーとその特徴

ガルバリウム鋼板の主要なメーカーとしては、日本鋼板やJFEスチールなどの大手メーカーから、地場メーカーまで多数存在します。大手メーカーの製品は品質が安定していますが、地場メーカーならば納期や価格でアドバンテージがある場合も。自分のニーズに合わせて選ぶことが大切です。