【庭の雑草問題を解決!】雑草対策テクニック6つ

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Webライター

田部井斗江

バイクが大好きなWebライター。「暮らしに役立つ情報」や、「一人旅」「キャンプ」に関する執筆を執筆しています。多角的な視点から、分かりやすく情報を伝えたい。みなさんが日常を快適に過ごせるお手伝いをしたいと考えています。

自宅の庭は、ガーデニングや安らぎ空間を提供してくれる場所。しかし、お手入れを怠ると雑草は、すぐに広がってしまいます。雑草だらけの庭にうんざりした経験はありませんか。この記事では、手ごわい雑草の対策テクニックや解決方法をご紹介します。

 

01 いつやるのがベスト? 雑草の礎知識

庭の雑草

自宅の庭が雑草だらけでは、自宅のイメージも悪くなってしまいます。雑草が目についたら、すぐに対策することが大切です。
しかし、忙しい日々を過ごしていると常に対策するのは難しいことです。

休日に、庭の手入れをしようと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、雑草は待っていてくれません。勢いよく成長していき、庭一面に広がってしまいます。

ここからは、庭の雑草問題やおすすめのテクニックをご紹介します。

 

雑草が生えやすい原因

初夏から真夏にかけては、雑草が最も成長する時期です。そのほか春先や秋なども、たくましく成長し続けます。風や鳥によって種が運ばれ、太陽の光と雨の水分によって発芽します。そのため、光が良く当たる庭や雨水が溜まりやすい庭は、雑草が生えやすくなってしまうのです。

また雑草は、酸性度の高い土を好みます。雨水が多く溜まる庭は、土も酸性になりやすい傾向にあります。酸性度の高い土に雨が注がれることでも、雑草が生えやすくなってしまうため、周辺環境にも注意が必要です。

特に手ごわい雑草はドクダミやヨモギ、オオバコなど、多年生雑草と呼ばれる種類。繁殖力が高く、根元も土の深い場所まで伸びてしまいます。

 

対策は成長が止まる「冬」がおすすめ

雑草対策を根本的に解決したい場合は、冬の期間がおすすめ。 なぜなら、寒さによって雑草の成長も止まり、手入れしやすくなるからです。

 

 

02 雑草を解決する2つのポイント「生えているものをなくす」「生やさない」

庭においてある草刈り機

庭の雑草を解決する方法は、大きく分けると「生えているものをなくす」「生やさない」の2つのアプローチが効果的。
それぞれの違いを確認してみましょう。

 

生えているものをなくすための3つの方法

生えているものをなくす、つまり除草の方法には大きく、「手で引き抜く」「草刈り機を使う」「除草剤を使う」の3つの方法が挙げられます。

 

手で引き抜く

手で引き抜く方法は、一番気軽に始められる方法。ただし、作業に時間や労力がかかります。引き抜く際は、根元から取り除くことがポイントです。根元から除去すると、繰返し生えることはありません。

 

草刈り機を使う

広い庭や広範囲に雑草が広がっている場合は、草刈機で対応していきましょう。根元からの除去は出来ませんが、時間短縮や疲れも半減されます。

 

除草剤を使う

雑草対策として、除草剤が挙げられます。素早く除去したい方や、広範囲の雑草を、一気に枯らす対策としては効果的です。
使用する際は、除草剤の種類や量・使い方を間違えないように注意が必要です。 同時に、天候や散布方法も考えながら使用しましょう。

用途に合った除草剤を選んでいない場合は、効果が得られません。 成長している雑草を枯らしたい場合は、液体タイプを使用します。
土に振りかけて雑草を予防したい場合は、粒剤タイプを使用してください。

除草剤は、簡単に雑草を除去できるアイテムですが、人や動物に影響を及ぼす可能性もあります。 近隣にも影響を及ぼさないようにしてしましょう。

 

03 生やさないための5つの方法

防草シートを設置する男性の手にカッターが握られている

雑草問題を、生やさないための解決方法です。生えてきた雑草を、繰返し処理するのが嫌な方におすすめ。具体的には、防草シートを敷く対策や、砂利を敷く方法などがあります。雑草が生えてくる環境を変えることで、問題解決に繋がります。雑草を気にしない生活を送るための有効手段です。

 

防草シートで対策する

防草シートとは、地表に敷く遮光率の高いシートのことです。防草シートを敷くことで光を遮断させ、雑草の光合成を妨げて枯らし、生えにくくする役割があるため、雑草対策に有効です。
防草シートを選ぶポイントは、遮光率を確認すること。遮光率が高いほど、光は通りにくくなります。

また、対策したい雑草の種類に合わせて、素材もチェックしておきましょう。
葉先の丸い雑草には、織物を、尖っている雑草には不織布を選びます。構造や素材選びも視野に入れてください。

 

砂利を敷いて対策する

砂利を敷いての、雑草対策もおすすめです。砂利を敷いた庭は、見た目もおしゃれで、コストもあまりかかりません。おしゃれな庭を目指したい方や、DIYが好きな方は、気軽に出来るので挑戦してみましょう。

ただし、ただやみくもに砂利を敷くだけでは効果は半減してしまいます。
砂利を敷く前に雑草の除去をしっかりと行い、防草シートを敷いてから、その上に砂利を均等に敷くのがベスト。

砂利のサイズは、なるべく細かいものがおすすめ。大きめの石は、隙間から光が差込む可能性があるため、なるべく細かい砂利を厚めに敷いてください。
ここでは「平らにすること」がポイントです。手順を確認しながら、快適な庭づくりに挑戦してみましょう。

 

インターロッキングブロックで対策する

地面をなるべく平らな状態に保ちたいと考えている方には、インターロッキングブロックで雑草対策がおすすめになります。

インターロッキングブロックとは、舗装で使用されているコンクリートブロックのことです。複数のブロックを組み合わせて、その隙間に砂を埋めていく施工になります。

インターロッキングブロックは、吸水性に優れていて、歩行性も良いところが特徴です。庭に、ブロックできたインターロッキングを敷き詰めるため、雑草が生えにくくなります。ブロックの種類は、レンガや平板が主流です。

近年では、オリジナルデザインや、カラーの種類も豊富になっています。雑草対策とおしゃれな庭づくりを、楽しんでみてはいかがでしょう。

 

防草舗装で対策する

防草舗装は、庭全体を舗装する手法です。舗装というと、コンクリートを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
もちろん全面コンクリートにする対策も、選択肢のひとつです。
しかしコンクリートは、熱を持ちやすいことや、水たまりができる、殺風景になってしまうこともあります。そこで防草舗装に最適なのは、防草土(固まる土)による舗装。雑草の成長を抑えられ自然な外観も維持できます。
ホームセンターでも購入でき、施工も簡単です。耐久性はやや低いため、定期的にメンテナンスを心がけましょう。

 

テラスデッキを設置して対策する

家の入口や、周りの雑草が気になる場合は、テラスデッキの設置で対策が可能です。テラスデッキを設置することで、光が遮られ雑草が生えにくくなります。おしゃれなカフェテラスをイメージして、リフォームすることもおすすめです。

デッキの床素材は、木材やレンガ・石材・土間コンクリートがあります。なかでもウッドデッキは、ナチュラルな印象があり人気のある素材です。素材を選ぶ際は、部屋との調和がとれているかを、考えることも大切になります。

また隙間が出来ないように設置することや、防草シートと砂利とを組合せて利用することも考慮してみましょう。

どれだけ光を遮るかで、雑草対策の効果が変わってくるのです。同時に素材の耐久性や設置費用も検討しながら、雑草対策を行う事が重要になります。

 

 

04 雑草対策に効果的な「庭のリフォーム」

さまざまご紹介しましたが、雑草の除去や対策をするには時間や労力もかかります。時間がない方や、雑草対策を行うのが厳しい方は、庭のリフォームも選択肢のひとつです。

庭の雑草を、どのような方法でどう対策したいのか。庭の広さや対策場所はどこなのか。

資材の購入費用や、業者リフォームにかかる費用も考えて、自分の描くイメージや、予算に合った庭リフォームを検討してみましょう。

 

庭のリフォームのメリットとデメリット

庭のリフォームは、雑草問題を解決できると同時に、外観のイメージも変わります。レンガやブロックを施工するだけで、おしゃれなイメージになるでしょう。庭のメンテナンスもしやすく、歩きやすい庭になり転倒防止にも繋がります。

また、ウッドデッキでお茶を楽しむ安らぎの空間をつくることも可能です。雑草問題を解決しつつ、庭もおしゃれにできることが「庭のリフォーム」のメリットだと言えます。

庭のリフォームを検討する際は、計画的な予算組みや資材選びが大切です。砂利やコンクリートなどの資材は、庭の広さで予算も変わります。施工費が高い、殺風景になる、などがデメリットとして挙げられます。資材の特徴や施工範囲、予算を事前に確認しておきましょう。

 

庭のリフォームのやり方

庭リフォームで、雑草対策をするには二つの方法があります。
一つ目は、DIYでリフォームする方法です。資材をホームセンターなどで購入し、自ら庭をリフォームしていきます。

二つ目は、業者にリフォームを依頼する方法です。時間や労力の無い方は、業者に依頼する方法をおすすめします。

ここからは、DIYでリフォームする方法と、業者に依頼する方法と流れなどを紹介します。

 

DIYで庭をリフォームする

DIYで庭をリフォームする場合、資材も自分で自由に選べるのに加え、費用も抑えられます。ただし、資材の選び方や組み合わせのセンスが問われます。

しっかりと施工が出来ていない場合、隙間から雑草が生えてくることがあります。また、排水性を考えずに施工してしまい、水たまりができてしまう場合もあるのです。自分で行う際は、資材選びや、使い方に注意しながらチャレンジしてください。

 

業者依頼する

庭の雑草対策を確実に行いたい方や、DIYをする時間が無い方は、プロに任せましょう。専門業者であれば、雑草問題を根本的な観点から、解決へと導いてくれます。自分で行う方法より費用はかかりますが、確実に雑草問題を解決したい方におすすめです。

業者により、資材の種類や耐久性も違ってきます。ホームページで調べることや、問い合わせから始めることが大切です。イメージ通りに雑草対策や、庭のリフォームができるのか、相談してみましょう。

業者へ依頼する際は、要望をまとめておくことも重要になります。雑草対策をしておきたい場所や、どのように庭をリフォームしたいのかなどを確実に伝えましょう。
予算もあらかじめ決めておくと、業者との話が円滑に進みます。

 

 

04 まとめ

今回は、庭の雑草対策や庭リフォームについてご紹介してきました。
庭の雑草対策には、生えているものをなくす方法と、雑草を生やさない方法があります。

どちらににおいても、雑草に光を当てない事や、水を雑草に与えない事が重要です。また、雑草の成長が止まる冬に処理を行うこともおすすめです。

庭のリフォームによる雑草対策は、DIYで行うほか業者に依頼することも選択肢のひとつ。ご自身にフィットする方法を検討してみてください。雑草のないすっきりとした庭で、楽しいおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。