一軒家の外壁塗装見積もり完全対策!
費用の内訳と適正価格の見抜き方

INDEX目次

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今回は「一軒家の外壁塗装費用の見積もり方法と正確な相場」についてご紹介したいと思います。

外壁の塗装は数年に一度必要な大掛かりな工事です。
しかしながら、外壁塗装の見積もりを取る際、業者によって提示される金額にはバラつきがあります。
高額な見積もりに驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、外壁塗装の費用の相場や内訳、見積もりを適正にする方法といった基本的な情報をわかりやすく解説します。
住宅ローン残存期間30年の方や新築された方も、外壁塗装のタイミングが訪れる前に知っておきたい内容ばかりです。
ぜひ最後までご覧いただき、外壁塗装業者との交渉時の参考にしてみてください。

 

 

01 外壁塗装費用の全体像と内訳

1-1. 坪数ごとの外壁塗装の費用相場

一軒家の外壁塗装費用は、坪数や使用する塗料の種類によって異なりますが、平均的には1坪当たり1万5千円から2万円程度が相場です。塗装費用の6~7割は塗料代や人件費などの工事費で占められています。相見積もりをとったり、地域密着型の業者を選ぶことで、適正価格での施工が期待できます。

1-2. 外壁塗装の費用の詳細内訳

塗料・材料費、工事代・人件費、足場代等外壁塗装の費用の内訳を見ていきましょう。塗料・材料費は、使用する塗料の種類や必要な量によって異なりますが、坪数当たり平均1万円程度が目安です。工事代・人件費は、作業時間と人数によって決まり、坪数当たり平均5000円~1万円程度です。また、高所作業が伴う場合は足場代がかかり、1万円~3万円程度が相場です。これらの費用の合計で、坪数当たり1万5千円~2万円程度の塗装費用となるでしょう。

1-3. 支払い方法の選択:現金支払い、クレジットカード支払い、ローンでの支払い

支払い方法については、業者によって様々ですが、主に現金一括払い、クレジットカードによる分割払い、住宅ローンを利用したローン払いの3つを選択できることがあります。
現金一括払いは手数料がかからず安いメリットがありますが、一度に多額の支払いとなるデメリットがあります。クレジットカードの分割払いは手数料が発生しますが、毎月の支払い額を抑えられる利点があります。ローン払いは金利がかかりますが、長期間に分割できるため月々の支払額を抑えられます。
支払方法の選択にあたっては、自分の家計と返済能力を考慮し、メリットデメリットを比較検討することが大切です。

 

 

02 費用を抑え、見積もりを適切にする方法

2-1. 費用を抑えるためのアプローチ

まず複数社から見積もりを取る「相見積もり」が効果的です。さらに、地域に密着している工務店や塗装業者に依頼することで、大手企業よりも割安な見積もりが期待できます。また、必要以上に高機能な塗料を使うことなく、適正なスペックのものを選ぶこともコスト削減につながります。補助金制度や火災保険の活用など、支払い面での工夫も大切です。

2-2. 高額見積もりが提出された場合の対処の仕方

高額見積もりを提示された場合、まずは業者に見積書の内訳を確認しましょう。塗料費や人件費などの内訳が不明確だったり、高すぎる部分があれば再交渉の余地があります。それでも折り合いがつかない場合は、複数の業者から見積もりを取って比較する「相見積もり」が効果的です。地域に密着した工務店や塗装業者なら、大手企業よりも割安な料金で対応可能なことが期待できます。

2-3. 外壁塗装業者を選ぶ際の注意点:詐欺に気をつける、信頼性や施工実績を確認する等

外壁塗装業者を選ぶ際は、詐欺に気をつけることが大切です。見積もりと実際の請求金額が異なる「ぼったくり」被害に遭わないよう、業者の信頼性や施工実績を確認しましょう。口コミサイトでの評価も参考になります。また、契約内容や支払方法についても事前に確認しておき、不明な点があれば業者に質問します。適正価格での施工を心がける信頼できる業者を選ぶことが大切です。

 

 

03 外壁塗装工事の流れと長期的な視点

3-1 外壁塗装作業の流れと必要な所要時間

外壁塗装作業の流れは、まず現場の状況確認から始まります。足場設置や下地処理などの準備を行った後、素地調整や下塗り、本塗りと順を追って塗装作業を進めていきます。所要時間は坪数や塗装方法によって異なりますが、100~150坪の一軒家の場合、足場設置と解体を含めて標準10日程度が目安です。施工後に塗膜の硬化を待つ期間も必要です。

3-2 塗装後のメンテナンスと寿命について

塗装後のメンテナンスは大切です。塗料メーカー推奨の洗浄周期で汚れを取り除くことで、塗膜を長持ちさせることができます。また塗装から5年程度で塗り替えが必要ですが、定期的な目視点検で早期発見に努めましょう。点検後は適切なタイミングで再塗装することで、外壁の寿命を最大20年程度まで延ばすことが可能です。

3-3 施工後のアフターフォローや保証内容について

施工後のアフターフォローは大切です。外壁塗装業者によっては、1~2年程度の無料点検サービスを提供しています。定期的な目視点検で早期発見に努め、必要に応じて業者に連絡しましょう。また10年程度の長期保証を打ち出す業者もありますが、保証内容を確認することが大切です。